談志師匠“御用達”だったバー!餃子にハイボール

★「美弥」(東京都中央区銀座)

2012.05.09


アルコールとオードブル キュウリの味噌添え(左手前)【拡大】

 立川談志師匠が御用達だったバーだ。「お店に来ると、いつもリラックスしていましたよ」と話す、マスターの田中春生さん。師匠は週に2〜3回は来店するほどのお気に入りだった。

 意識不明になる2日前にも「行きたい」と言っていたほどだ。それもそのはず。この店は、師匠の店のようなものだったからだ。

 「元々はホステスが接客する店だったのですが、談志さんが『もっと気楽に飲める店にしてくれ。僕がお客さんを呼ぶから』とおっしゃったんです」

 そこで、木戸銭(チャージ※オードブル付き)4000円、アルコール(ビール、日本酒、ウイスキーなど)は全て1杯500円という明瞭会計のバーになった。

 師匠は1人でぷらっと来店することも多く、いつもハイボールを3〜4杯ほど楽しんでいた。料理は近隣の店からの出前が可能なので、よく中華料理屋に餃子や焼きそばを注文していた。

 でも、師匠の一番のお気に入りは、同店のオードブルである「キュウリの味噌添え」。田中さんお手製の味噌はピリ辛で、酒が進む味だ。師匠は味噌をお持ち帰りにして、ごはんに乗せて食べていたという。

 当時、この店に来れば師匠に会えると思って来店するファンが多かった。「サービス精神が旺盛で、ファンの人が話しかけると、色々なことを話していましたよ」と田中さん。師匠が亡くなった今でも、ファンがよく来店する。

 実はこの店には、師匠の弟子であり、真打ちの立川キウイさんがバーテンとして働いていて、師匠の思い出話をしてくれるのだ。師匠にまた会えるような気持ちになれる、そんなバーだ。

 ■東京都中央区銀座6の2の7 第十三金井ビルB1 (電)03・3573・3891 営業18〜23・30。土日祝休み

 

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