AKBを“おニャン子”に当てはめると?大島優子は新田恵利!

2012.06.11


前田敦子【拡大】

 「第4回AKB48選抜総選挙」で選ばれた上位陣を見ても、今ひとつピンと来ないお父さん! 1980年代に人気を呼んだアイドル集団「おニャン子クラブ」のメンバーにたとえて考えてみてはいかがか。ともに秋元康氏がプロデュース。キャラクターの棲み分けという点で共通項があるという。アイドルに精通した専門家3人が独断で、当てはめてみた。

 「1位の大島優子は、新田恵利。トップは万人ウケする笑顔とサービス精神があります。対抗馬だった“絶対的エース”の前田敦子は渡辺美奈代」

 こう語るのは大手プロダクション幹部の山田和哉氏。アイドル誌編集長の丸山一平氏(いずれも仮名)は少し角度が異なる。

 「大島は新田、もしくは後期の主力メンバー、渡辺満里奈。前田は河合その子。内に秘めたひたむきさやストイックな表情がかぶります。2位の次世代エース・渡辺麻友こそ美奈代って感じ。3位の柏木由紀はロリっぽさが感じられる“ゆうゆ”こと岩井由紀子。もしくは優等生タイプで城之内早苗って線かな」

 80年代からアイドル取材を続けるライター、永瀬白虎氏は前田と河合の共通点として、「河合はおニャン子で最初に卒業しシングルデビューした。“大人の事情”的なエースだったようにも思う」と話す。

 4位に躍進し、生中継の瞬間視聴率がトップ(28・0%=関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった指原莉乃は?

 「お笑い担当の名越美香」(山田氏)

 「斎藤満喜子。太い眉とダサさがポイント」(丸山氏)

 「いじられ&お笑いキャラ、いわゆる三枚目で、立見里歌、名越、山本スーザン久美子」(永瀬氏)

 5位以下ではさらに意見が割れた。

 「篠田麻里子は、お姉さん的存在の国生さゆり」(山田氏)

 「確かに篠田が後輩へ『潰すつもりできて!』と挑発したのは国生っぽい。でも、国生はリーダーシップがある高橋みなみが近い存在。篠田は秋元氏の夫人となった高井麻巳子のイメージ」(丸山氏)

 「いや、高井は小嶋陽菜では。ともにお嬢様キャラだから」(山田氏)

 「篠田はお姉さんキャラでショートカットの福永恵規」(永瀬氏)

 3人の意見がピタリと一致したのは、板野友美=工藤静香。セクシー系でお色気担当だ。

 メンバー全体のキャラクター分けについて山田氏は「売れるアイドルはゴレンジャーみたいなもの」と分析。「キレイな子ばっかりではダメ。AKBで言えば赤レンジャーが大島、青が前田、桃が小嶋、緑が篠田、黄レンジャーが指原」と位置づける。

 永瀬氏も「不思議と日本人は、キャラをバランスよく好きになる傾向がある」とした上で、「これを発見したのは石ノ森章太郎氏ではないか。サイボーグ009に基本がある」と思わぬ指摘。ちなみにゴレンジャーも石ノ森氏だ。

 今のところキャラクター戦略がうまくいっているように見えるAKB48の今後は?

 「おニャン子が衰退した原因は卒業。全体のキャラバランスが崩れると人気が出なくなる。AKBの場合、後釜を狙うコたちが大勢いるので、キャラの争奪戦しだいだ。一番おいしいのはエースより、ポスト指原でしょう。あと、グループとしてのライバル『乃木坂46』を作った点で秋元氏の戦略は完璧」と絶賛する永瀬氏。

 見方を変えるとアイドルも面白い。

 

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