アツすぎる米戦闘映画が日本上陸!現役特殊隊員が出演&実弾使用

2012.06.27


高度なスキルを誇る特殊隊員の最前線に迫った「ネイビーシールズ」【拡大】

 武器、戦術、装備、現役隊員とすべて本物の硬派な米戦闘映画「ネイビーシールズ」が22日の封切りから3日間で、全国53館で興行収入3303万円、2万4845人の動員を記録。男性ファンを中心に好調なスタートを切った。

 映画は、『レッド・オクトーバーを追え!』や『今そこにある危機』の作者として知られる作家、トム・クランシーが企画協力・監修し、全米では初登場1位となった。

 ところが、有名な俳優は誰1人出演していない。それどころか、職業俳優の出演はゼロ。オサマ・ビンラディン殺害作戦を行ったネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)の現役隊員そのものが出演している。

 本物は人間だけでなく、銃、ハイテク兵器、戦闘機、潜水艦などすべてにわたる。「撮影は実弾を使用。出演者が持っているし、軍からも提供を受けたので無料だったようだ」と日本の配給関係者は明かす。

 ドキュメンタリーではなく、ストーリーはある。拉致されたCIAエージェントを奪還すべく、ネイビーシールズがコスタリカに潜入。任務は無事に完了したが、そこで入手した携帯電話から、米本土を狙った大規模なテロ計画が発覚。危険極まりない任務が隊員たちに命じられる。

 フィクションではあるが、「アクションシーンはシールズ隊員が構成した」(映画スタッフ)といい現実さながらの臨場感だ。

 たとえば、エージェントを奪還するため敵地へと乗り込む場面。隊員は高々度を飛行するロッキードC−130Hハーキュリーズ輸送機から敵中降下する。

 すぐに攻め込むのではなく、支援攻撃を行うマークV高速艇のメンバーと打ち合わせ。続いて、M4A1カービンライフルで見張りを仕留めていく。川べりでは、1人の隊員が川のなかに潜み、水音がしないよう着水寸前で死体を受けとめる。まさに特殊部隊の現実だ。

 ここまで手の内をバラしてもいいのか?

 米軍の最高機密であるオハイオ級原子力潜水艦の行動や艦内まで映像に登場するため、「機密情報が漏れすぎだ」と政治家からの抗議がペンタゴンに相次いだという。

 もっとも、「精強で無名の兵士たちの活躍ぶりをアピールし、世間の支持を得たい米軍の巧妙なマーケティング」(ベテラン映画評論家)なのかもしれないが…。

 すでに日本のツイッターやフェイスブックなどSNSでも興奮気味のカキコミが相次いでいる。配給会社側は、このテのマニアックな映画では記録的なヒットとなる「興収2億円突破も射程圏内」と鼻息が荒い。

 おためごかしのCG映像に飽きた向きには、真に迫った映像が楽しめることは間違いない。

 

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