マッカートニー、五輪で“口パク”拒否!ロック魂いまだ健在

★ロンドン五輪2012

2012.07.30


大一番で、ライブにこだわったポール(AP)【拡大】

 ロンドン五輪開会式のフィナーレを飾った歌手のポール・マッカートニー。事前に報道されていた通りビートルズ時代の大ヒット曲「ヘイ・ジュード」をピアノを弾きながら歌い上げ、会場全員を巻き込む大合唱で感動の渦に包んだ。実は、口パクのおそれもあったが、とっさの機転でポールは生を貫いていたことが分かった。

 開会式の最後に登場したポールは、ビートルズの事実上のラストアルバムといわれる「アビイ・ロード」(1969年)の「ジ・エンド」をイントロとして歌った後、ピアノの弾き語りで「ヘイ・ジュード」を歌い始めた。

 ところが、テレビで見ていた方はおわかりの通り、冒頭の数秒間、音声がズレて、ダブって聞こえた。

 このため、音楽関係者の間では、「北京五輪のように口パクの事前録音が聞こえてしまったのか」「観衆の大合唱の声が思いのほか大きかったため、残響とステージのズレが聞こえたのでは」など、さまざまな憶測が飛び交った。

 その疑問にポール自身がツイッターでこう答えた。

 「There was some talk of maybe being to playback but we decided against it and went live, live, live!」

 《プレーバックでやるかもしれないという話もあったけれども、われわれはそれに逆らうことに決めた。ライブだ! 生演奏でやったんだ》

 どういう意味かを音楽イベントに詳しいミュージシャンが解説する。

 「五輪のような広大で絶対ミスが許されない会場では音声トラブルを避けるため、ボーカルも含めた演奏を事前録音しておき、バックで流して、実際の音声と重ねることがある。ポールは、最終的にそれを良しとせず、生にこだわったのでしょう」

 今年6月で70歳になったが、高い声のシャウトも力強く、身ぶり手ぶりで選手と観客を合唱に巻き込んだポール。“サー”の称号を持つ大ベテランながら、ロック魂は健在だった。

 

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