サミュエル・L・ジャクソンを生直撃!千葉真一と大の仲良し

2012.08.17


サミュエル・L・ジャクソン【拡大】

 ハリウッドで“最も日本の時代劇通”として知られる人気俳優、サミュエル・L・ジャクソン(63)が、14日に先行公開され大ヒット中の映画「アベンジャーズ」のPRで来日。本紙の直撃取材に日本の文化と映画に寄せるアツい思いをぶちまけた。

 「アベンジャーズ」でサミュエルは国際平和維持組織シールドの長官ニック・フューリー役。超人ハルクやキャプテン・アメリカらマーベル・コミックのヒーローたちを組織している。

 ニックは片目にアイパッチを付けているが、ハリウッドでもリスペクトされているアクションスター、千葉真一(73)がかつてテレビや映画で演じた「柳生十兵衛」を意識したのだろうか?

 「言われるまで気が付かなかったよ。でも演じる上で、無意識にイメージが働いていたのかもね。チバさんとは彼の娘さんともども家族ぐるみの付き合いをしていて、ロスに来るたび一緒に食事するほどの仲良しなんだ!」

 「スター・ウォーズ」シリーズのジェダイ・マスター、メイス・ウインドゥ役でもおなじみ。「エピソード3」では黒幕のパルパティーンこと皇帝シスを後一歩まで追い込んだ。シリーズの大ファンで、ジョージ・ルーカス監督にノーギャラでもいいから出演させて欲しいと懇願したことも話題になった。

 「私のヒーローと言えばヨーダしかいない。それほどあのシリーズを愛しているんだ」

 ルーカス監督は、黒澤明監督をリスペクトし、時代劇をモチーフに同シリーズを作ったとも言われている。サミュエルも「サムライ映画も大好きでね」と体を乗り出す。

 「特に『子連れ狼』の拝(おがみ)一刀が本当に大好きなんだ。映画版やテレビ版、日本で発売された初版のコミック版も今コレクションしているところなんだ」と笑う。

 時代劇好きが高じて、現在、ある企画に胸をときめかせている。

 「俺が主人公の声優を務めた『アフロサムライ』というアニメを実写映画化したくて、監督を三池崇史サンにお願いできないかなと構想中なんだ。三池さんの『十三人の刺客』が大変素晴らしかったのでね」

 時代劇の話が止まらない。

 「『眠狂四郎』なども大好きさ。日本の時代劇映画のレーザーディスクやDVD、ブルーレイを500本ほど所有しているかな、ハハハ」

 日本通としてもちろん北野武監督(65)作品もチェックしている。

 「北野監督からオファーしてもらえないかと本気で思っているんだ。才能ある彼と一緒に仕事してみたいし、アニメや漫画、映画含めて日本の文化が大好きだからこそ、日本映画に出演するのが夢。本当に日本映画に出演したくてね」

 武士道をこよなく愛する“ジェダイ・マスター”は実生活では一女の父。世界的に最近の若者が荒んでいる現状を憂いている。

 「子供の質問に、親はしっかりと回答できないといけない。子供とのコミュニケーションを積極的に行うべき。今回来日する際も娘が日本に行きたいというので連れて来たんだ。それぐらい親子の距離は近いほうが教育していくうえではベストだと思うよ」

 そう言いつつ自身が使用した紫のライトセーバーのミニチュアを振ってニヤリ。コワモテだが愛すべきキャラクターだ。

「アベンジャーズ」17日から本公開

 「アベンジャーズ」は先行公開された14日だけで興行収入2億8584万円の大ヒットスタート。17日から、2Dと3Dで本公開される。

Samuel Leroy Jackson 1948年12月生まれ、米ワシントンD・C・出身。多くの舞台に出演した後、81年「ラグタイム」(ミロス・フォアマン監督)で本格的映画デビュー。91年、スパイク・リー監督の「ジャングル・フィーバー」で薬物中毒者役が絶賛され、カンヌ国際映画祭で特別に設けられた助演男優賞を受賞した。94年のクエンティン・タランティーノ監督「パルプ・フィクション」では、哲学的なヒットマンのジュールス役で大ブレーク。ゴールデングローブ賞や米アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされ、英アカデミー賞で主演男優賞を獲得した。40歳過ぎでブレークした遅咲きのスターだが、今やハリウッドを代表する名優の1人だ。

 他の主な出演作は「スター・ウォーズ」新3部作(99−05年)、「アンブレイカブル」(00年、M・ナイト・シャマラン監督)などがある。

 

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