女優・松原智恵子が明かす銀幕ウラ話!賞品目当てなのに女優に

2012.09.10


松原智恵子【拡大】

 今日、創業100周年を迎える日活。これを記念して名作DVD『日活100周年邦画クラシックス』が続々登場。そこで今回は日活黄金期を支えた女優、松原智恵子さんに当時の思い出やウラ話などを語ってもらった。

 60年代、吉永小百合、和泉雅子とともに“日活三人娘”として多くの映画ファンを虜にした松原さん。当時の撮影所の様子について「とても活気に溢れていました。若い俳優さんが多く、お昼はみんなと中庭で食べたりして学校みたいな雰囲気でしたね」と振り返る。

 銀幕デビューは16歳のとき。日活が行ったミスコンで入賞。しかし、「副賞の東京見物が目当てでした」と女優志望ではなかったとか。

 でも、その際に撮影所でカメラテストを行い、スカウトされたのを機に女優の道へ。ただし、芝居経験は一切なかった。「しかも、ニューフェースの方と違って研修期間がなく、いきなり撮影の現場に放り出されたので大変でした(苦笑)」

 ちなみに現在発売中の“日活100周年邦画クラシックス GREATシリーズ第3弾”には、浅丘ルリ子と共演の歌謡映画『夜明けのうた』(65年)、渡哲也と共演したアクション映画『東京流れ者』(66年)の2作品がある。特に鈴木清順監督がメガホンを取った『東京流れ者』は松原さん自身にとっても印象深い作品のひとつだそう。

 「とにかく色使いが独特でした。今回のDVDはリマスター版で映像がキレイになっていますので、その辺も注目していただければと思います」

 なお、10月には同じく渡と共演した『無頼』シリーズ6作(67−69年)収録のコンプリートDVDBOX、12月にも自身が出演の任侠映画『花と怒涛』(64年)、『侠花列伝 襲名賭博』(69年)がリリースされる。

 「ほかにも数多くの日活映画がDVDとして登場します。休日にじっくり楽しんでいただき、青春の思い出に浸っていただければと思います」

 1人でもいいし、夫婦で見るもよし。名作に思いを馳せ、若かったあの頃を懐かしんでみては。

 ■松原智恵子(まつばら・ちえこ) 昭和20年、愛知県生まれ。同35年、『夜の挑戦者』でデビューし、100本以上の日活映画に出演。現在も女優としてドラマ、映画などで精力的に活躍。

 

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