デリヘル開業資金っていくらかかる?

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2012.10.05


長谷川華【拡大】

 風俗店「カサブランカ」グループ(http://blog.casa-b.jp/)の代表、長谷川華です。風俗業界で経験してきた知識や体験を元に、皆さんの悩みにアドバイスさせていただきます。今回は、30代の現役デリヘル嬢さんから「デリヘルを開業したいとも思うのですが、どうすれば良いのでしょうか?」という相談です。

相談内容

 離婚をしてからデリヘルで働き始めて10年経ち、そろそろ潮時だと思っています。そんな時に華さんの本と出会い、自分でお店を始めたいと思うようになりました。手続きの方法とかお金がどれくらいいるのか、何をどうしていいのかわかりません。具体的に何をどうすればいいのでしょうか?

アドバイス

 デリヘルを開業するために最低限必要なものは、「事務所(待機場所)」と「電話」に「送迎用の車」、そして「働いてくれる女の子」です。これらが揃っていれば、あとは警察に届出書を提出して受理されればお店はすぐにオープンできます。ではこれから、デリヘルをオープンさせるための経過を、かかる費用とともに紹介していきたいと思います。

 まずはじめに、事務所(待機所兼用)を探しましょう。実は、警察に届け出る書類の中に、物件の所有者(大家さん)の使用承諾書というものがあります。自己所有の物件なら構いませんが、デリヘルの事務所として使用することを物件のオーナーさんに承諾してもらわないと事務所としては使えません。不動産屋さんに事情を説明して、物件を探してもらうのが一番早い方法です。

※物件費用…約30万円

 次にお店で使う電話を契約します。工事に1カ月くらいかかる場合があるので、事務所が決まったらすぐに電話回線を引きましょう。仕事で使う携帯電話の契約も同時に行ってください。できれば、仕事用と求人用の2台は必要です。警察に届け出る際に、実際に電話(携帯含む)を契約している書類(請求書)が必要になるので、開業40日前には電話の準備を済ませましょう。

※電話設置費用…約10万円

 ここまで出来たら、警察に届出書を提出します。届出書が受理されたら、今度は女の子を集めましょう。地元の風俗系求人誌やサイトなどに求人広告を出します。オープンしてないお店は、女の子は集まりにくいですが、女性オーナーをアピールしたり、相談者さんがデリヘル嬢として不満だったことを解消してあげられる内容を告知すれば、少しずつでも求人の問い合わせが来ると思います。

※求人広告代…約20万円

 さらにお店のホームページを作ってアップしてもらったり(約20万円)、風俗ポータルサイトへの掲載(約15万円)、送迎用の車や駐車場を準備したり、さらに事務所の備品やパソコン(約10万円)に、お仕事で使う消耗品(ローションやローター等)も用意しましょう(約5万円)。

 すべての準備が整い、女の子が入店した日がお店のオープン日になります。

 ということで、開業するまでに必要なお金は約110万円。これに相談者さんの生活費や、オープンしてからかかる固定費(家賃・広告宣伝費・電話代・雑費)などを加味して考えると、お店が軌道に乗るまでは毎月60〜70万円持ち出しが必要になります。仮に半年間赤字だったと想定した場合、500万円の元手が必要です。新規開業したデリヘルの8割くらいは1年以内に潰れてしまいますので、相当な覚悟が必要だと思いますよ。

 ■長谷川華(はせがわ・はな) 中国地方で最大規模の風俗店「カサブランカ」グループ代表、作家。38歳。バツイチになり男の子2人を抱えた極貧生活の中、家の電気が止まってしまったのを機にデリヘル嬢になることを決意。数年間、デリヘル嬢として働いた後、女の子にとってより働きやすい環境を作るため、自ら店をオープンさせた。今年で7年目で、現在、広島、岡山、山口、大阪でデリバリーヘルス(デリヘル)など11店舗を展開している。昨年「ママの仕事はデリヘル嬢」(ブックマン社)を出版。公式ブログ http://blog.casa-b.jp/ も要チェック。

 

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