森光子さんのプライバシー守った順天堂病院の実力…VIPも厚い信頼

2012.11.19


森光子さんが入院していた順天堂大学医学部附属順天堂医院=東京都文京区【拡大】

 今月10日に肺炎のため92歳で亡くなった女優の森光子さんは、密葬後の14日、事務所からの公式発表まで病状がマスコミなどへ漏れることはなかった。交友関係のある人たちも寝耳に水のごとく、突然の訃報を聞いて言葉を失ったほど。森さんが入院していた順天堂大学医学部附属順天堂医院は、セキュリティーに関し“鉄壁”ともいえる徹底管理で知られ、政治家などVIPの信頼が厚いという。

 順天堂は江戸時代に創立され、長年病院として治療を行い、順天堂医科大学が認可されたのは1946年。通常の大学医学部が、教育・研究現場のひとつとして病院を持つのに対し、順天堂は病院からスタートしている。このため、他の大学病院よりも患者本位のスタンスが強いのでは−との見方がある。実際はどうなのか。医学ジャーナリストの松井宏夫氏が指摘する。

 「どの大学病院でも、基本的に医療従事者から個人情報が漏れることはあってはなりません。著名人の方の情報が漏れるというのは、ご本人や身内の方、友人や知人、さらには、院内でたまたま目撃した一般の人からの情報というのはあるでしょう。しかし、順天堂医院に入院した人から聞いた話では、最上階の特別室には警備保障会社の警備員がおり、セキュリティーは2重、3重に徹底管理され、一般の人はもちろんのこと友人であってもむやみに入れない。セキュリティーは徹底されているようです」

 森さんが入院していた特別室には応接セットもあり、窓からの眺望は抜群だという。

 2000年に脳梗塞で亡くなった小渕恵三元首相をはじめ、芸能界では美空ひばりさんや渥美清さんらも入院していた。

 「順天堂医院は、多くの優秀な医師を集め、どの科を受診しても高度な医療を受けられる。それも、著名な方々が受診する理由ではないでしょうか」(松井氏)

 心臓血管外科には、天皇陛下の手術を執刀した天野篤教授がいる。脳神経内科には、文科省の科学技術賞を受賞したパーキンソン病治療の第一人者である服部信孝教授、呼吸器外科には、国立がん研究センター中央病院から転籍した肺がん治療の名手・鈴木健司教授ら、一般の人々にも知られる名医がそろう。私大医学部の御三家といわれる慶応大、慈恵医大、日本医大に匹敵するブランドと言えそうだ。

 

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