千葉マリア、息子がドラッグに溺れ…薬物依存回復施設を開設

★千葉マリア

2012.11.23


ピンチがチャンス!とばかりに意気軒昂の千葉マリア(撮影・永瀬白虎)【拡大】

 「今考えてみると、過去のすべてが、ここへ来るための助走だったのかもしれないと思いますね。歌手だったということも今の仕事に役立っていることが多いんですよ」

 俳優、松方弘樹(70)との隠し子騒動や、2001年の参議院立候補(落選)など、まさに波瀾万丈の人生を送ってきた歌手、千葉マリア(63)。現在は千葉県館山で女性専用の薬物依存者の回復施設「SARS(サーズ)」を開設し運営している。

 「2000年、ニューヨークからの長男、晃太郎の電話がすべての始まりでした」

 DJ修行のために渡米したはずの長男は、体重35キロ。ガリガリに痩せ、完全な薬物依存になっていた。抵抗する息子を強引に帰国させ、回復治療に取り組んだ。

 「同じような悩みを持つ家族会に参加したり、病院を回ったり…。ようやく長男が回復したのが沖縄のDARC(ダルク=薬物依存症者回復施設)でした。その間に、自分のなかの問題(アダルトチルドレン)に向き合ったりも。薬物依存症の勉強会を始めて10年が経ち、女性専門施設の必要性を感じたんです」

 現在、長男は依存症から脱却。館山ダルクの施設長を務めている。

 「まだ人を雇うような余裕はないんで、家族全員でのボランティア活動ですね。次男の真沙志はMS法人(メディカルサービス法人)代表になってフォローしてくれています。今は女性の入寮者が25人。女性のほうが薬物の場合は重い例が多いです。いろんなパターンがありますが、黙って見ているだけで8カ月はかかります」

 短期で問題点を指摘するようなことをすると、即施設から脱走する。

 「出入りは自由なので、自分の意志で出ていけるんです。なかにはスリップ(=再度の薬物使用)しちゃう人も出ます。今は、区域の人の理解があるので暮らしていける状態です」

 運営費も民間の運営ゆえに自治体、国からの補助金などはない。MS法人の利益、入寮者のカンパと講演ギャラなどでなんとか回しているのが現状だ。

 「まだまだこれから。ピンチになると俄然ヤル気が出てくるので(笑)。これが還暦から始めた、私の第2の人生です!」

 ■千葉マリア(ちば・まりあ) 1949年3月31日、千葉県茂原市出身。71年に『薔薇の涙』で歌手デビュー。87年、愛人関係にあった松方弘樹との間に子供(次男)の存在が発覚し話題に。04年には『馬鹿でもいいサー』(モッツ出版)を上梓した。現在は女性専用の薬物依存者のリハビリセンター、SARSを開設し運営にあたる。薬物依存症に関する講演活動も行っている。『千葉マリアのブログ』も日々更新中。

 

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