“ミュージックソムリエ”に脚光! いい音楽を聴き分けるリスナーのプロ

★大人のエンタメ

2012.11.29


ピーター・バラカン氏【拡大】

 ワインにソムリエがあるなら、音楽にだって精通した“水先案内人”がいてもいいではないか−そんな発想で生まれた「ミュージックソムリエ」なる認定資格が注目を集めている。

 運営するのは“本屋大賞の音楽版”といわれるCDショップ大賞で知られる「NPO法人ミュージックソムリエ協会」。

 副理事長の吉川さやか氏が言う。

 「情報が洪水のようにあふれる時代に、ジャンルを問わず本当のいい音楽を聴き分けられるリスナーのプロを育てたい。音大で教えるような理論や技術ではなく、だれもが分かる音楽の楽しみ方を説明できる表現能力や感性を磨いてほしいんです」と設立の意義を語る。

 具体的には同協会の養成講座で、第一線のミュージシャンや音楽業界人から学び、修了試験にのぞむ。すでに第1期生を送り出しているが、現役CDショップ店員や音楽配信会社の社員のほか、60代のサラリーマンから大学生まで、純粋な音楽ファンが多いという。

 日本にビートルズを紹介したことで知られるワーナーミュージック・ジャパン会長の石坂敬一氏や、ロンドン生まれで今年9月にインターFMの執行役員となったピーター・バラカン氏らもミュージックソムリエの必要性をアピールしている。

 すぐにお金を稼げるような資格ではないだろうが、商業主義に毒されずに「いい音楽って何?」という疑問に答えられるソムリエのニーズは意外と高いかもしれない。

 次期講座は12月1日から。告知は同協会のHP(www.musicsommelier.jp)で。

 

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