大河「八重の桜」好発進をアシスト! 綾瀬の父親役・松重豊の“妙味”

2013.01.08


松重豊も好発進をアシスト【拡大】

 女優、綾瀬はるか(27)主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」(日曜午後8時)は、6日の初回平均視聴率が21・4%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)と好発進。その牽引役として八重の父親を演じた松重豊(49)に注目が集まっている。コワモテ映画から主演ドラマ「孤独のグルメ」の中年男、そして大河と守備範囲は幅広い。

 綾瀬演じるヒロインの八重は、会津藩(現・福島県)出身で、戊辰戦争では銃を持って戦った“幕末のジャンヌダルク”。後に同志社大学を創設する新島襄の妻となる波乱の生涯を描く。

 ドラマに詳しいライターの田幸和歌子さんは、山本家の大黒柱に扮する松重の演技を「“コワかわいい”お父さんを好演して、存在感がありました」と絶賛する。

 「なまっているしゃべりは、声だけ聞いていると、伊東四朗さんに似ていて、味わい深く新発見でした。頑固であったかい父親役として、ますます注目で、今回のドラマ以外でも、需要が高まっていきそう」

 松重は、明大文学部出身で、三谷幸喜氏主宰の劇団「東京サンシャインボーイズ」、蜷川幸雄主宰の劇団「蜷川スタジオ」に学んだ実力派。フリーの役者となってからは、独特の風貌を買われ、映画やVシネマで冷酷な持ち味の悪役を数多くこなしてきた。

 「悪役中心で怖いイメージで、ネット上では、その身長から『189』と呼ばれていました。一方、ご自身のブログでは愛犬話を明かすなど、内面はかなりお茶目でキュート」(田幸さん)

 ここ数年、芸風にも幅が出てきた。

 「コワモテだけれど、あたたかい心のお父さん役は、もともと2007年のNHK朝ドラ『ちりとてちん』からです。昨年は、テレビ東京系ドラマ『孤独のグルメ』で意外にも連ドラ初主演。“独り飯”をおいしそうに食べる下戸の中年男の演技が好評で大人気になりました。空気感は原作マンガそのまま」と田幸さん。

 食べっぷりの良さから、味の素クックドゥのCM「豚バラ大根篇」に起用されるほどに。“孤独”じゃない幕末の大家族でお膳を囲む松重の箸づかいも気になるところだが、次回の「八重の桜」は、八重が女だてらに銃の指南を受ける。

■関連記事
 ⇒大河「八重の桜」が好発進!初回視聴率は清盛越え21・4%
 ⇒松重豊、自分をクリアにして“自在”に生きる!「孤独のグルメ」主演

 

注目情報(PR)