栗田貫一“ものまね四天王”入れなかったかも!?

★栗田貫一

2013.01.11


「ものまね四天王」として、郷ひろみ、桑田佳祐、細川たかしら幅広いレパートリーで知られる【拡大】

 「ひょっとしたら四天王じゃなく、ものまね三人衆というくくりだったかもしれないんだ」

 1984年のデビュー以来、ものまね四天王として順風満帆の活躍をしてきた栗田貫一(54)。だが、伝説ユニットが誕生する直前には一波乱があった。

 「まだ河田町にフジテレビがあったころ。夜中に集合がかかって(清水)アキラさん、コロッケ、ビジーフォー(グッチ裕三、モト冬樹)と俺が集まって、プロデューサーとまったく仕事と関係ない雑談を続けてたんだ」

 まだ業界キャリアも浅く、会議という名の雑談の意味が理解できなかった。

 「俺、変な部分で真面目だったりするから。『いつになったら本題に入るんですか? あす仕事が早いんで』と、プロデューサーに言って。そしたら、『じゃあ、お前は帰っていいよ』と」

 周りの空気が一瞬変わるのも感じたが、言葉どおりにそのまま帰宅。

 「本来なら俺はメンバーに入ってなかったかもしれない。あとで四天王入りを言われたとき、バラエティーっていうのは、雑談のなかから面白い話を引っ張って広げていくもんだ、と教えられて。(グッチ)裕三さんから、『残ったのはお前に腕があったからだ』と言われたけど。命拾いしたのかな」

 ものまねの実力は高いが、番組では同点決勝でジャンケンで負ける印象が強い。

 「実はね、ジャンケン勝負ではグーで負けてから、グーしか出さねぇぞ、と決めてるんだ」

 ビジーフォーと決勝で満点同点でジャンケン勝負になったことも。そのとき、グッチ裕三が「いつもどおりに出せよ」と、小声でささやいたそう。

 「現場の空気としては、まだ優勝してない俺に勝たせようという感じがあったんだよね。で、最初はグー、ジャンケンポン! で、裕三さんもグー。あれ? 負けないの? と。で、次に俺はチョキを出しちゃった。後から『バカ、もう1回グーであいこにして、3回目で勝たせるつもりだったのに!』と(笑)」

 昭和33年3月3日生まれで平成3年3月3日に33歳になったクリカンも今年3月で55歳に。

 「そういう誕生日だから、自分のなかでゾロ目の年は気持ちも新た。一昨年子供も生まれて、彼女の成人式に73歳で行かなきゃいけないんで。まだまだ、頑張らなきゃね(笑)」

 ■栗田貫一(くりた・かんいち) 1958年3月3日東京都生まれ。84年に『第16回オールスターものまね王座決定戦」(フジテレビ系)でプロデビュー。以後、ものまね四天王として活躍。また95年より『ルパン三世』の声優を担当している。9〜20日まで、名古屋・中日劇場で『中村美律子新春公演』第2部にゲスト出演中。

 

注目情報(PR)