(81)劇団エリザベス

2013.01.15

連載:ピンスポ


本公演出演者たちによる集合写真【拡大】

 劇団紹介コーナー『ピンスポ』第81回は、日本大学芸術学部演劇学科出身のk.r.Arry(以下、エリーと表記)を中心に、本公演『【舞台版】絶体絶命都市〜世界の終わりとボーイミーツガール〜』では3都市公演まで実現させるに至った「劇団エリザベス」を紹介します。

 1月13日(日)〜16日(水)に計10公演、ワーサルシアター(八幡山)&1月19日(土)〜21日(月)に計5公演、インディペンデントシアターファースト(大阪日本橋)にて第5回本公演『【舞台版】絶体絶命都市〜世界の終わりとボーイミーツガール〜』の上演を控えた劇団エリザベスの稽古場へ。主宰・作・演出のエリー、そして須山造・安田友加・田中ありすのキャスト3人を直撃した! 

 「劇団エリザベスは2009年12月18日に結成された日芸出身者を母体とする劇団です。実は私は、大学へ行くまで舞台を観たことがありませんでした。高校卒業を控えた段階になって『何がやりたい?』って考えた時に、『脚本家になりたい!』と思い、『どうすればなれるのか』という問題に行き着いて、好きな三谷幸喜さんはどうやって脚本家になったんだろう? で、『へえ、日芸というところがあるんだ』って。すみません(苦笑)。…というわけで、私は舞台を見たことがなかったので、まずは観ることから始めました。そうしてようやく『あー、すごい。演劇ってこんなことも出来るんだ!』ってなりまして。とにかく、そこからのスタートでしたので何もかもが新鮮でした。そんな学生生活を送って…卒業を控えた頃になって、ようやく『演劇学科にいるのに演劇やったことないのはまずいなあ。よし、やってみよう!』と思って公演をしたんです。お金もないので大学の教室で。20名のお客さん…劇団エリザベスのスタートはそこからでした。それから、ひたむき(笑)な演劇活動3年、本公演で3都市公演をやるまでになりました! この3年で変わったところは、劇団員が入ったり抜けたりしたこと(笑)と、日芸という枠にとらわれずに早稲田とか慶応の子とか、さらにはOBの人ととかも一緒に出来るような環境になったことですね。反対に変わらずにいるところは、劇団員同士で一緒に飲みに行くとかなかったり、お互いが普段何をしているのか知らないことでしょうか(笑)。とはいえ、私としてはこれを悪いとは全然思ってません。“演劇をやるから集っている。人間観の付き合いでなく、作品作りで繋がっている”というのが、うちの良さにも繋がっていると思っているからです! 本公演『【舞台版】絶体絶命都市〜世界の終わりとボーイミーツガール〜』は、もともとゲーム原作の作品です。プレイされたことがある人もいるかもしれません。 その中のキャラクターをベースに、ゲームファンの皆さんにも楽しんでもらえるような作品にしています。日頃演劇を観ないという人にも遊びにきてもらえればと切に願っています! そんな本公演での注目ポイントは、《明日への1歩を踏み出す》です!…そんなものを感じ取ってもらえる、泣いたり笑ったり出来る舞台です。ぜひ劇場へお越し下さいませ!」(エリー)

 「須山です。台本上で“僕”という表現をされている主役を演じます。“僕”は引きこもり歴半年の大学生で…小さい頃からものすごく超能力とかに憧れていた、何ていうか《特別な存在でありたかった》男の子ですね。でも、大学生になって『自分は普通の人なんだ』って、まあ、それまでにも薄々は気付いていたけれど、そこでハッキリ気付いてしまって…『あー、これから普通の人生を過ごすことになるんだ』とゲームばかりしているところから物語がスタートします。この物語を通して、色々な出会いや経験をして、どう変化していくのかがキーポイントとなっています! この台本を読んで、自分に近い役だと思いましたね。僕(本当の自分)は小さい頃からヒーローとか憧れていて、で、高校の時には報道写真家=戦場カメラマンになろうと強く思って、田舎から上京して…でも、大学生になって“自分のことすらちゃんと出来てない”状態になってしまったんです。まわりを見る余裕がなくなってしまったんです。『自分は思ったより自分のことで精一杯な奴なんだ。あー、悲しいなって(苦笑)』…そういった色々なことを考えると、年齢も近いですし、“僕”に共感を抱く部分はいっぱいあります。なので、“どちらかというと演じやすい”と、稽古がまだ本格的に始まっていない現時点では思ってます(笑)。登場人物、みんなそれぞれ何かを得て、何かを失うというお話です。でも、それこそが成長だと思うんです。《成長をしっかり見せられる》ように頑張りたいですね。そして、この作品と同時に自分も成長出来ればいいなと思っています! ぜひ劇場へ足をお運び下さい」(須山)

 「安田です。今回、春というヒロインを演じさせていただきます(ダブルキャスト)。体が弱く、ずっと病院にいた女の子。でも好奇心旺盛で、“外に出ていきたい。人と話したい”という思いをずっと抱いている子です。私に似て、素直であったかーい女の子です(笑)。でも本当のところ言うと、私はこの春という役に近いとも思うし、主人公の“僕”にも近いなって思ってるんです。『お前、距離感が近いよ』ってよく言われるんですけど(笑)、実は人見知りなところもあったりして…。『もう引きこもりたい』っていう時期もあったりしたんです。なので、本作では何だか2人に思い入れがありますね。感情移入しちゃってます! 主人公を成長させるキッカケとなる春……時には厳しく、時には優しく…先輩らしいところをここで見せたいと思います(笑)。てぶくまと名付けた手袋と3都市公演を乗り切りたいです。ぜひ劇場に観に来て下さーい!」(安田)

 「田中ありすです。私が今回演じさせていただく役は、“私”という役です。20代前半の大学生で、原作のゲームに、そのモデルに近い登場人物がいます。いたって普通の女子大生って感じではあるんですけど、思いがけないことを時々言うんです。かわいい感じのところがあるのに、何だかちょっとずれている(笑)。おかしなセリフが出て来るので、そのへんにもぜひ注目していてほしいですね! 久し振りに訪ねたお姉さんが死んでいて、そこで犯人に間違われ、震災があって、逃げ出す…という怒濤の展開から始まる“私”の物語。手記をつづっていくという大切な役割を担っています。そして“私”は、他の人の行いに自分の想いを重ねていくことで、色々なことに気付き、成長していきます。彼女がこの物語の過程で見い出していくものが何なのか…劇場でその答えをぜひ! 謎を解いて行くワクワク感もある作品です!」(田中)

劇団エリザベス第5回本公演『【舞台版】絶体絶命都市〜世界の終わりとボーイミーツガール〜』

【日程・会場】東京公演@ワーサルシアター(八幡山)1月13日(日)〜16日(水)/大阪公演@インディペンデントシアターファースト(大阪日本橋)1月19日(土)〜21日(月)

【原作・監修】アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社

【作・演出】劇団エリザベス(k.r.Arry)

【出演】劇団エリザベス(長谷美希、田中ありす)、須山造、安田友加、今村圭佑(Mrs.fictions)、眞鍋建史、三輪友実、毛利悟巳、豊澤知子、柚木成美、吉村公佑(劇団B級遊撃隊)/【友情出演】深寅芥(空間ゼリー)全ステージ出演、柳瀬晴日(緊急女子会)東京公演(13日以外)出演、萩原達郎(犬と串)、七味まゆ味(柿喰う客)東京公演(13日のみ)出演

【あらすじ】その刹那、エターナル。その一秒、スローモーション。世界の終わりに、ボーイミーツガール。世界は今、絶体絶命だ。劇団エリザベス結成三周年記念!三大都市ツアー!そして第五回目の本公演!

■取材先劇団募集

『ピンスポ』は取材先劇団・ユニット様を大募集中です。詳細は本コーナーをプロデュースするコンテンツプロダクション・株式会社ルートデザインまで! 

【公式サイト】http://contents-pro.com

【ツイッター】https://twitter.com/rootdesign_inc

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【Ustream】http://www.ustream.tv/user/rootdesign

■チケットプレゼント

 劇団エリザベス第5回本公演『【舞台版】絶体絶命都市〜世界の終わりとボーイミーツガール〜』の1月15日(火)15:30〜、19:30〜&16日(水)14:00〜、17:00〜に各1組2名様の計5組10名様をご招待!お申込は株式会社ルートデザイン公式ツイッター(@rootdesign_inc)より。

 本年も劇団紹介コーナー「ピンスポ」をよろしくお願い申し上げます! 次回(第82回)の掲載は2/5(火)です。お楽しみに!!

 

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