人気グループ、AKB48のシングル選抜メンバーを決める「第5回選抜総選挙」の概要が発表された。政界では選挙制度改革で大揺れだが、AKBも一足先に大胆な改革に打って出た。
選挙は6月8日、横浜市の日産スタジアムで開かれる。第1部のAKBグループ総出演ライブと第2部の総選挙開票イベントの2本立て。7万人収容の日産スタジアムでの女性アーティストによる単独ライブは初めてだ。
そして、今回初めて「立候補制度」が導入されることになった。
昨年までは全姉妹グループ所属メンバー全員が対象だったが、自らの意志で参加を決めることができる上、グループに4年以上在籍したOGも参加可能になる。
恋愛スキャンダルでの活動辞退など卒業理由は不問で参加可能。OGでは昨年8月に卒業した元エースの前田敦子(21)をはじめ、AKBから姉貴分グループ、SDN48(昨年3月に全員卒業)に移籍した野呂佳代(29)、大堀恵(29)らに参加資格がある。参加はあくまで当人の意志に委ねられ、OGが“当選”すると“復帰”となるが「32枚目のシングルに限ったもので本格復帰ではない」(関係者)という。
“公示”は今月31日。参加を決めたメンバーは、東京・秋葉原のAKB48劇場など全国4都市の劇場の選挙管理委員会ならぬ「選挙実行委員会」に「選抜総選挙候補者届出書」を提出する。立候補受付は4月7日の深夜0時まで。だれが立候補するかもファンの新たな関心事となりそうだ。
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