朝ドラ「あまちゃん」で広まる「じぇ!」の秘密 流行語大賞も狙ってる?

2013.04.08


海女志願に初めは「じぇ!」と驚いた春子(小泉今日子(左))も今週の放送では、夫・正宗(尾美としのり)と遠くから見つめるように【拡大】

 視聴率20%超を連発するなど好調なスタートをきったNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。舞台である岩手県・北三陸地方の漁村で、驚いたときに発する方言「じぇじぇじぇ!」が、番組を見たファンの間でじわじわと広まっている。東北弁でもなじみのない不思議な言葉のヒミツは?

 現代演劇で人気のクドカンこと宮藤官九郎が脚本を担当する「あまちゃん」では、字幕まで駆使したベテラン俳優陣の方言が魅力のひとつだ。

 東京から里帰りした母・春子(小泉今日子)に連れられた娘のアキ(能年玲奈)は祖母・夏(宮本信子)の姿に憧れて海女を目指す。先週の放送では、アキが服のままとっさに海に飛び込んだことから騒動に。春子が思わず、「じぇ!」と驚く場面が印象的だった。

 「渡辺えり、木野花、美保純らが演じる地元の海女は驚くたびに、『じぇじぇじぇ!』を連発。さらに、田舎暮らしを嫌って18歳で家を飛び出した昔の不良娘、キョンキョンまでもが我に返って『じぇ!』を発したのは実にインパクトがあった」(放送ジャーナリスト)

 インターネット上でも語感の面白さから「じぇ!」の意味を探る書き込みが相次いでいるが、岩手出身のある舞台関係者は「40年住んでいるが、そんな方言聞いたことがない」と話す。物語の舞台の北三陸市や漁村の袖ヶ浜は「架空の町」であることから、「じぇじぇじぇ!」も造語なのか?

 NHKの番組広報に聞いた。

 「『じぇ!』は、ロケ地・岩手県久慈市の小袖地区に、実際にある驚いた時に使う方言です。脚本の宮藤さんがロケハンに行き、海女さんの話にしようと決めて、現地の海女さんに挨拶して話をした時に、海女さんが『じぇ!』と言うのを聞いて、面白いなと思い脚本に使おうと思ったそうです」

 いわば、方言中の方言で、限定された地区の海女さん業界用語。それを脚本に生かしたところがクドカン流のセンスか。

 ちなみに、「じぇ!」は、驚きの度合いが増すごとに「じぇじぇ!」「じぇじぇじぇ!」と重ねて使うそうで、「今後もほぼ毎回登場する予定です」と広報担当者。

 そういえば、2010年には、朝ドラ「ゲゲゲの女房」の国民的人気で、「ゲゲゲの」が新語・流行語大賞の年間大賞を受賞している。

 ひょっとして、「じぇじぇじぇ」も狙ってる?

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