麻美ゆまを襲った「境界悪性腫瘍」 セックスで発症リスクは高まる?

2013.06.10


麻美ゆま【拡大】

 セクシーユニット「恵比寿マスカッツ」の元リーダーで、人気AV女優の麻美(あさみ)ゆま(26)が、がん治療のために卵巣と子宮を全摘出したことを先週、告白してファンの間に衝撃が走った。直腸への転移もあり、現在も抗がん治療中だという。

 麻美を襲ったのは、良性と悪性の中間的性格を持つ「境界悪性腫瘍」。一体どんながんなのか。

 女性医療クリニック・LUNAグループ理事長の関口由紀医師が説明する。

 「がん細胞か否かの判定が難しく、放置すると悪性になる可能性が高い腫瘍を『境界悪性腫瘍』といいます。この場合は、今は悪性でなくても将来的に悪性になる可能性が高く、ご本人が決断されて臓器を摘出することがあります。また、一般的には、卵巣の細胞から生じたがんを卵巣がん、子宮頸部の細胞から生じたがんを子宮頸がんといいますが、それらとは違った細胞から生じる特殊ながんもあります」

 病状の詳細はわからないが、麻美はツイッターで気丈に、「元気に前向きに頑張っているので、これからもよろしくお願いします」とコメント。早く元気になる日を祈るばかりだ。

 麻美のような特殊と考えられるがんのある一方で、国内でも認められたワクチンにより、予防が可能になった女性特有のがんもある。ヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)の感染が原因といわれる子宮頸がんだ。HPVは、不特定多数の人との性交症で感染しやすいといわれるが、セックスとの関係はどうなのか。

 「処女の人は子宮頸がんにならないといわれています。確かに性行為によって感染しますが、パートナーがいれば、誰もが生涯のうちに1度や2度はHPVに感染してもおかしくない。ただし、その全ての女性が子宮頸がんになるわけではありません。要は確率の問題。発症リスクを下げるために、HPVのワクチンは役立つと思います」(関口医師)

 HPVといえば、2010年に咽頭がんを発症した米俳優、マイケル・ダグラス(68)が、「このがんの主な発症原因はクンニリングスによるHPV感染」と、英ガーディアン紙に語ったことで話題となっている。セックス中毒症の過去のあるマイケルの発言は、オーラルセックスが自らの咽頭がんに結びついたと解釈された。が、妻のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(43)をかばってか、その後、「自分ががんになった原因がHPVだとは言っていない」と、火消しに必死の様子。マイケルのようにオーラルセックス好き(?)は、やはり危険度を増すようだ。

 「米国では、若い男性の咽頭がんが増え、HVPとの関係が明らかにされつつあります。原因は、オーラルセックスといわれ、米国では女性だけでなく男性にも、HVP予防のワクチンを打つべきではないかと議論されているのです。日本も、将来的にはそういう方向に進むかもしれません」と関口医師は言う。

 女性特有のがんは、男性にとっても他人事ではないのだ。

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