【美酒アナウンサー日記】女子会でも日本酒グビグビ

2013.07.30


近藤淳子【拡大】

 先日、酒店・銀座君嶋屋の女性店長と白金の『鮨匠岡部』へ。お酒を買う際の日本酒談義がいつもたのしく、共通の友人たちに恵まれるご縁も感じ、女二人で飲みにゆきましょう〜となりました。育児中の身ですので夜の外出が可能になったのはパートナーの協力のたまもの!先に感謝の意を…。

 岡部に到着しますと、彼女は『石川県 常きげん 農口流山廃大吟醸 720ml 16BY』をカウンターに置いて凛々しく待っておりました。名匠農口尚彦杜氏と7人の蔵人たちが醸したこの銘酒…ちなみにBY(ビーワイ)とは→Brewer Year(ビュルワー・イヤー)の略。醸造年度(7月1日から翌年6月30日まで)のこと。つまり、平成16年生まれの9年もの古酒を携えて来てくださっているではありませんか!?「近藤さんが石川県にいらっしゃったこと、天狗舞や菊姫などの山廃仕込みをお好みであるということで、自宅の冷蔵庫で寝かせた、つながりのあるお酒を持ち込みましたよ」って、うれしい〜!粋なはからい!

 うす張グラスでいただいた常きげん 農口流山廃大吟醸は、渋柿のような熟成香なのに、透き通った味わいで、まさに真夏の淡雪のように儚げ!9年もたっていると濃厚な味わいになるという勝手なイメージだったのですが、このお酒の場合、真逆でした!しかも自宅の冷蔵庫で自然熟成って気になりませんか!?彼女によると「骨格がしっかりしている山廃のお酒ながら、熟成をすることによって香りが穏やかになり、醸造アルコールのピリピリがまろやかにもなることを期待して冷蔵庫の一番上の暗いところで寝かせました。不安もあったのですがより美味しくなってホッとしました。これもめぐり逢いですね」。また、自宅熟成のコツについては「アルコール度数が高めであることが大事。開栓直後に飲むとコクや力強さがありつつも荒さも感じやすいので、それを柔らかくする効果もあります。もちろん、そのままの味わいも楽しんでいただきたいので、理想としては2本購入し、1本は熟成用、もう1本はそのまま飲むのが面白いでしょうね!」とのこと。私は、いつも我慢できずにすぐに飲みきってしまうので、いつか自宅熟成を成功させたいです。

 さてさて、その愛すべき常きげんはあまりにも体になじんで加速がかかり、岡部おすすめ酒をもう一本開け、気がつけば…ミンク鯨や肝付き鮑のお刺身、烏賊ゲソの酢の物、鮎の干物、カンパチの炙り、鰹のマーマレードソース焼き、雲丹の小丼、握り数種など、20品くらい閉店の夜半まで心ゆくまで堪能しつづけたのでした…。

■近藤淳子(こんどう・じゅんこ) 1975年1月30日愛媛県出身。TBS系列北陸放送アナウンサーとして6年間勤務後、ホリプロスポーツ文化部アナウンス室所属。報道キャスター、情報番組レポーター、ドラマ、CM出演、ラジオパーソナリティー、アナウンサー講師など幅広く活躍中。日本語教師、日本酒きき酒師の資格を持つ。2009年から女性限定の日本酒の会「ぽん女会」主宰。日本酒コンテスト審査員や日本酒コーディネートを行う。一児の母。公式ブログ http://ameblo.jp/junko-ponjo/ も要チェックだ。

 

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