【結婚&離婚解体】佐伯日菜子と奥大介の離婚騒動にみる「DV夫」をつくらない方法

2013.07.31


岡野あつこ【拡大】

 女優とスポーツ選手の結婚は珍しくないものの、離婚でしかも原因が夫のDVとなると話は別。夫婦どちらにとってもマイナスのイメージがつきまとう、少々面倒なかたちの別れ方といえます。

 先日、離婚が成立した女優の佐伯日菜子さん(36)とサッカー元日本代表の奥大介さん(37)の場合も同様。典型的な「かわいそうな妻」と「ダメな夫」というイメージを多くの人に与えたのではないでしょうか。

 とくに、奥さんについては、神奈川県警戸塚署に逮捕されていたという事実も「ダメな夫」に拍車をかける要因となる始末。「今から殺しにいく」という物騒な電話で妻の佐伯さんを脅迫していたことや、過去8年間にわたってDVを続けていたことなども明るみになった報道はなかなか衝撃的でした。

 ところで、「夫のDVが原因で離婚」という事実だけを聞くと、「なんてひどい男なんだ!」「妻への過剰な愛情が暴力に走らせたに違いない」などと一方的に判断してしまいがちですが、実際はそうとばかりは言えません。

 というのも、私が現在まで受けた2万5000件以上の相談のなかに含まれる、DV関係のものについては、夫のDVに悩むまでの経緯を聞いてみて、はじめてわかる真実も多いのです。つまり、ある日突然「DV夫」に変貌するのではなく、長年、一緒に暮らしているうちに妻が「DV夫」を育ててしまっていたパターンというのもある、ということです。

 多くのDV夫の特徴として、「妻より口下手である」ことがあげられると思います。妻が、あれこれ文句を言うことについて、上手に反論できずにイライラばかりが募り、つい手が出てしまう、というものです。

 これなども、妻が夫を傷つける一言を無意識に放っている場合がほとんど。よくあるのが、「給料は上がらないの?」「出世の見込みはないのね」というような、男性の仕事に関することでプライドを傷つけるようなことを言ってしまうケース。男性は、成果が目に見えてわかる「仕事」というものに対して、女性が思う以上に誇りを持って考えているものなので、不用意な発言はタブー中のタブーといっていいでしょう。

 気をつけたいのは、結婚したときは貞淑でかわいげもあった妻が、結婚生活が長くなるうちに、たくましくなり夫への態度も強気になった、というタイプの女性。この手のタイプの女性は、世間から見れば「おとなしい妻」であっても夫には厳しいので、その分、夫は妻にイライラやストレスを感じ、あるとき「DV夫」として暴発してしまう危険性も高いのです。

 佐伯さんと奥さん夫婦の場合もそうですが、とくに夫がスポーツ選手やアスリートといった職業である場合、周りの人のなにげない一言が結果を大きく左右することはよくあること。それが、自分にもっとも近い存在の妻であれば当然、与える影響力も大きいのです。

 メンタルがデリケートな夫を持つ妻は、夫への発言には細心の注意を払ったほうがよさそうですね。

 ちなみに、夫を「DV夫」にしないための対策としての究極のアドバイスは2つ。「あらかじめ夫の気に障ることを把握しておく。そして、その話題は避ける」「冗談でもメンツを潰すようなことは言わない」というものです。一見、当たり前のことのようですが、この2つを守っていくことが、DVトラブルのない夫婦生活を継続していくコツです。

■岡野あつこ(おかの・あつこ) 1954年8月5日埼玉県出身。夫婦問題の悩みを解決するカウンセリング事業や、カウンセラーを育成する岡野あつこのライフアップスクールなどを運営する、株式会社カラットクラブ代表取締役。NPO日本家族問題相談連盟理事長。1991年よりカウンセリング事業を開始、2万5000件以上のカウンセリング実績をもつ。現在は、後進の育成にも力を入れており、ライフアップスクールの卒業生は1800人を超えている。夫婦問題解決のプロとしてメディアに出演し、一人でも多くの人に笑顔が戻るよう日々活動中である。離婚相談救急隊 http://www.rikon.biz/ 。

 

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