今週からTBS系2番組の出演自粛に入ったタレントで司会者のみのもんた(69)。報道番組からいったん身をひき、逮捕された次男の捜査の行方を見守る構えだが、放送業界ではすでに「ポストみのもんた」探しの動きがはじまっている。この騒動で結果的に笑うのは誰か?
みのが出演を自粛して最初の放送となった16日のTBS「みのもんたの朝ズバッ!」(月−金午前5時半)。番組冒頭、司会代行を務める同局の井上貴博アナウンサー(29)が「番組の司会者であるみのもんたさんはきょうから朝ズバの出演自粛となりましたので、このメンバーで、その間はお伝えしていきます」と説明した。
先週13日に神奈川県鎌倉市にある自宅前で会見に臨んだみの。「報道に携わる人間として、その公正を守る意味でも報道番組への出演を自粛させていただくことにしました」と、レギュラー4番組中、「朝ズバッ!」含むTBSの2番組だけの自粛について説明した。
これには、みのと親しい歌手、和田アキ子(63)が15日、TBS系の「アッコにおまかせ!」(日曜午前11時45分)の番組内で、「報道番組は自粛で、バラエティーには(出る)というのは…」「バラエティーは(次男が)いらした局でしょ」と疑問を呈した。
放送業界にも「本人の問題ではないとはいえ、続投が視聴者やスポンサーに与える影響はあるはずだ」(情報番組制作担当者)と、疑問に思う声が多い。