神取忍、政界入りで眠れなくなり… 井上貴子、先輩から理不尽ないじめも

★神取忍と井上貴子

2013.10.18


レスラー人生25周年を迎えた井上(左)と記念イベントを取り仕切る神取 (撮影・永瀬白虎)【拡大】

 “ミスター女子プロレス”と呼ばれタレント活動も人気の神取忍(48)と、元祖アイドルレスラーで写真集もヒットした井上貴子(43)。現在、女子プロレス団体「LLPW−X」に所属する2人の格闘人生は紆余(うよ)曲折&波瀾(はらん)万丈だ。

 「いつも大変なことだらけで。LLPWの旗揚げも大変だったし。あとはL−1だね」(神取)

 L−1とは1995年、当時のLLPWが主催した女子初の総合格闘技大会だ。主宰側の神取は、「絶対優勝できると思っていたから優勝賞金を高く設定しちゃった」。ところが、「負けちゃって、賞金、持っていかれちゃったよ、ガハハッ」と豪快だ。

 活動の舞台は国会にも。2004年参議院選挙は次点で落選。だが06年、竹中平蔵氏の辞職で繰り上げ当選となった。

 「政治の世界に入って、生まれて初めて眠れなくなった」と振り返る。「それまでは、早寝早起きで運動して食事にも気を使う生活だったのが、突然不規則になって。政治の勉強やいろんなストレスで精神的に疲れてるんだけど眠れない。あれはつらかった」

 一方、リング上のアイドルとして華々しくデビューした井上がつらかったのは「入団した1、2年目かな。先輩に怒られている意味すらわからなかったから。体重が増えないのも大変でした」と思い起こす。

 激しい練習で食欲もわかない。だが、体重が60キロを超えないと新人は地方巡業に参加できないルールがあった。

 「これはもうダマすしかないと思って。ジャージーの下にぬれたバスタオルを巻いて体重計に乗って『62キロです!』って嘘つきました」

 デビュー後は、テレビ局がアイドルレスラーとして井上を猛プッシュする。「でも、まだ新人ですからね。先輩からいろいろ言われたり理不尽ないじめにも遭ったりしましたよ。だから、何も言わせない、何も言われないようにするために『徹底してアイドルになろう』と決意したんです」

 当時、女子プロレスには25歳定年説もあった。

 「私も2年ぐらいやったら結婚かな、と思ってたんです。それが25年も…長くやりすぎたかなぁ、アハハ」(井上)

 11月15日に「井上貴子25周年記念イベント〜闘い続ける女たち〜プロレスvsロック」(東京ドームシティホール)が開催される。井上は「今まで自分がやってきたことの集大成。でも、引退はしませんからね」と話す。

 主催するLLPW−Xの代表取締役でもある神取は「試合のドキドキと、運営者としてのドキドキだろうね。多くの方に楽しんでほしい」。

 強力タッグでイベント成功を目指している。(永瀬白虎)

 ■神取忍(かんどり・しのぶ) 1964年10月30日、神奈川県生まれ。柔道家から転向し86年ジャパン女子プロレスへ入団。92年LLPW(現・LLPW−X)の旗揚げに参加。その豪快なキャラでタレントとしても活躍。2006年には繰り上げ当選で参議院議員(自民党)となった。

 ■井上貴子(いのうえ・たかこ) 1969年11月7日、茨城県生まれ。88年全日本女子プロレスに入団、リングデビュー。92年からは歌手活動、94年にはヌード写真集もリリースしグラビア活動を展開するなど、タレントとしても人気に。LLPW−Xではアイドルレスラーユニット『ブリバト』のプロデューサーも務める。

 

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