TBSとんだお粗末 マツコの番組休止…チェック力の甘さ露呈

2013.10.30


マツコもとんだとばっちり【拡大】

 好事魔多し。大ヒットドラマで久しぶりにテレビ局として脚光を浴びたTBSだが、深夜番組「マツコの日本ボカシ話」(火曜午後11時58分)が第2回放送を前に放送ストップ。思わぬ失態をしでかした。

 司会を務めるタレントのマツコ・デラックス(41)が、金融や保険・医療関係などの業界で働く現役や元関係者から業界の裏事情を聞き出す構成。テーマは「顔出しなら絶対に話せないこと」というだけに、出演者の顔にはずっとぼかしが入る。22日放送の第1回は顔にぼかしが入った2人の生保レディーが赤裸々な体験談を明かしていた。

 この「顔にぼかし」が局の内規に抵触した。TBS広報部は「報道番組ではやむを得ない場合のみ匿名インタビューを放送し、匿名という手法は限定的、抑制的にすることになっている。報道番組ではそうやっている以上、バラエティーでも同じように考えるべきだとの指摘が局内外からあった」と説明。第1回放送後、視聴者から問題視する意見が寄せられたという。

 TBSが作成した番組宣伝資料には、プロデューサーの《今までのテレビのセオリーを覆す新しいトーク番組》とのコメントが掲載されている。タブーに挑戦と意気込んだわりにはまさかの放送休止。当然、テレビ局には番組放送前に、内容が内規や倫理面に抵触していないかチェックする機能があるはずだが、「放送後にさまざまな意見が出たわけで…」(広報部)と、なんとも歯切れが悪い。

 しかも30日発売の週刊文春によると、同局の深夜番組でマツコが出る番組はみのもんた(69)の長男でプロデューサーの御法川隼斗氏が担当だったが、この番組には名前がクレジットされていない。みの問題の余波とみられ、船出から波乱含みだったのだ。

 深夜番組は現在、人気を得てからゴールデン帯への昇格、というのが通常で、各局ともアイデアを競っている。深夜帯が弱い局がゴールデンや終日の視聴率も弱いという構図になっている。視聴率が伸び悩むTBSは、番組企画力だけでなくチェック力にも疑問符が付いてしまった。

 

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