勘三郎さんが病魔と闘い、死の瞬間まで残そうとしたもの

★土曜プレミアム 一周忌特別番組『勘三郎 最期の言葉 初公開映像が明かす壮絶生き様…家族愛700日全記録』(フジテレビ、7日午後9時)

2013.12.03

 昨年の12月5日に亡くなった歌舞伎俳優、中村勘三郎さん。その一周忌を迎え、希代の名優の姿を振り返る特別番組だ。

 これまで、病と闘う勘三郎さんや家族たちの姿は公表されていなかった。しかし実は、その様子は家族によって撮影されていた。勘三郎さんが病魔と懸命に闘い、残した「真実」が映像に残されていた。この特別番組で、“封印”されていたそのいくつかを初めて公開。勘三郎さんが残そうとしたもの、家族たち、中村屋一門に受け継がれたものが何なのか、明かしていく。

 息子・勘九郎と七之助は父の遺志を継ぎ懸命に中村屋の伝統を守ろうとしている。今年10月に営まれた勘三郎一周忌メモリアルイベント。そこに登場した“小さな中村屋”、勘九郎さんの長男・七緒八くん(2)は数千人の観客の前で堂々とみえを切り、満場の拍手喝采を浴びた。幼子の姿に、勘三郎さんのDNAを感じ取った人も多かったことだろう。

 11月には、勘三郎さんがライフワークとしていた「全国の古い芝居小屋の再生」にも動きがあった。“勘三郎映画”の小屋上映が行われたのだ。駆けつけた勘九郎に観客から惜しみない拍手。まるで、勘三郎さんが舞台に立ったときと同じ光景が蘇った。

 家族が撮影していた秘蔵映像では、食道がん手術から亡くなるまでの131日間の勘三郎さんの闘いをひもとく。誰もが復帰を疑わなかった手術前、手術は成功しながらも、誤嚥(ごえん)を起こして呼吸器をつけ言葉を奪われた生活…。気丈に振る舞う勘三郎さんの病室写真や映像、そこに映された役者魂や優しさ、人間としての強さが伝えられる。

 亡くなる直前、呼吸器を外して残った力を振り絞って発した最期の言葉、勘三郎さんが死の瞬間まで残そうとしたものとは、一体何だったのか。(和)

 

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