倉山満さん「嘘だらけの日韓近現代史」 “仲良くしなきゃ病”を捨て中韓無視した周辺外交を (1/2ページ)

2013.12.15

連載:ブック

★倉山満さん『嘘だらけの日韓近現代史』扶桑社新書・798円

 慰安婦問題を世界中に告げ口して回る韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領。日本人には業腹千万だが、この隣人とどうつきあうか。気鋭の憲政史研究者は新著で、「反日」という妄執にとらわれ、捏造(ねつぞう)で自我を保つ「韓国人の歴史観はすべてファンタジー」と斬り捨て、「ほうっておいた方がいい」と突き放す。その真意は。(文・幾田進 写真・剣持和政)

 ──この本の意図は

 「『嘘だらけシリーズ』で言いたいことは、歴史の真実を学び、日本人の自虐的な歴史認識とゆがんだナショナリズムをただすことです。この本は韓国をネタにした日本人論なのですが、1行目を書くのに3カ月もかかってしまいました。なぜなら朝鮮半島は常に『主体』ではなく『場』でしかありません。中華様に媚びることがアイデンティティーで独立国たりえたことがないので、実は書くことがあまりないのです。しかし、日本人として事あるごとに挑発をされては、『いいかげんにしろよ』と言いたくもなるものです。そこで、韓国人の歴史観がいかにファンタジーであるかを指摘しました」

 ──韓国の検定教科書の内容が紹介されています。極めて反日的ですが、これも虚構だと

 「例えば、韓国では8月15日を日帝との戦いに勝利した日と教える。しかし、満州で抗日運動をしていたのは、初代大統領・李承晩ではなく、スターリンに指導された金日成です。李承晩は連合国に参加したわけでも自力でソウルを奪還したわけでもありません。つまり、朝鮮半島において『抗日の英雄は金日成』という矛盾を抱えながら、建国の出発点を『反日』にしなければならなかったのです。韓国では反日を言えば言うほど、親北になってしまう。教科書でそう教えているようなものです。でも反日は、ある意味健全な感覚です。国際社会では、隣国同士の仲が悪いのは当然。それを前提に考えなければならない」

 

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