倉山満さん「嘘だらけの日韓近現代史」 “仲良くしなきゃ病”を捨て中韓無視した周辺外交を (2/2ページ)

2013.12.15

連載:ブック

 ──そんな韓国とどうつきあえばいいのか

 「つきあわなければいい。安倍晋三首相のように、中韓が首脳外交に応じないなら、2国を無視して周辺外交を積極的にやる。日本人の悪いところは相手とわかり合おうとすることです。嫌われたくない、だけど、好きになってくれないから嫌という“仲良くしなきゃ病”は捨てたほうがいい。この本は、ネットで反韓・嫌韓論に喝采する層には肩すかしを食わされたように感じられるかもしれません。もっと、はるか上から目線で書いていますから。ネットの反韓は自分から相手の土俵に降りているので、よけいナショナリズムがゆがんでしまう。この本くらい高みに立って、韓国が困ってすり寄ってきたら、そこではじめて手を打てばいいんです」

 ──日本の悪口を言い回るのもほうっておくのか

 「それは外務省がちゃんと主張をすべきだ。韓国だけでなく、アメリカ、中国、ロシアなども日本が敗戦国から立ち直り、仕返しを始めないか警戒するのは当然です。悪意に取り囲まれていることを前提に、韓国が火をつけて回るなら、果たしてどちらが文明国か、国際社会に地道に訴えていくしかないでしょう。そのために最低限必要な知識は本書を参考にしてもらえればと思います」

 ■あらすじ 韓国は「慰安婦」「教科書」「靖国」などの歴史問題が持ち上がるたびに「日帝支配36年」「公式な謝罪と賠償を要求する」と、“因縁”をつけてくる。だが、そもそも日本は韓国とも北朝鮮とも戦っていない。かつて中国史の一部でしかなかった朝鮮半島史を、気鋭の憲政史研究者が冷徹に分析し見えてきた「真実」とは。

 ■倉山満(くらやま・みつる) 1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。96年、中央大学文学部史学科卒業後、同大学院博士前期課程修了。国士舘大学で日本国憲法を教え現在に至る。2012年、希望日本研究所所長。著書に『誰が殺した? 日本国憲法!』(講談社)『嘘だらけの日米近現代史』『嘘だらけの日中近現代史』(扶桑社)など。ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」で言論活動を行う。

 

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