業界に衝撃 演劇の灯消滅危機 「アトリエ・ダンカン」 自己破産申請の準備 (1/2ページ)

2014.02.04


木の実ナナら人気・実力者が所属する事務所だったが…【拡大】

 演劇に強い芸能事務所で、木の実ナナ(67)や尾藤イサオ(70)、星野知子(56)らが所属する「アトリエ・ダンカン」が今月1日付で自己破産申請の準備に入ったというニュースは、舞台・映画の興行を手掛ける芸能関係者に衝撃を与えた。舞台公演の赤字が原因だが、このままでは良質な演劇の灯が消えると関係者は危機感を募らせている。

 アトリエ・ダンカンは1979年に、代表取締役社長の池田道彦氏が渡辺プロダクションから独立して発足。木の実とともに主に舞台制作を行うかたわら、芸能人のマネジメントも行ってきた。昨年3月まで、AKB48の片山陽加(23)や佐藤亜美菜(23)=今年卒業予定=も所属していた。

 同社が手掛けた舞台は「SHOW GIRL」「ACT泉鏡花」「志村魂」など演劇ファンに愛され、先月も東京・下北沢で音楽劇「有頂天家族」を公演していた。

 演劇コラムニストの石井啓夫氏は「ミュージカル舞台は良質なエンターテインメント作品が多く、安心して楽しめた。1990年初演の『阿OKUNI国』は傑出した舞台で、今でも和製ミュージカル・ベスト3を挙げろといわれれば、その1つに選ぶ。木の実主演の『イカれた主婦』も面白かったのだが」と破綻報道に驚く。

 危機は先月14日に表面化。「2月に東京グローブ座で上演予定だったhide生誕50周年のROCKミュージカル『ピンク スパイダー2014』の公演が『やむを得ぬ事情』で中止となった。チケット販売状況が思わしくなかったようだ」と舞台関係者は話す。

 

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