“殿堂”の最年少は遥くららさん・・・100人ズラリ

★宝塚歌劇の殿堂誕生へ

2014.02.22


「宝塚歌劇の殿堂」イメージ。宝塚大劇場の2階が殿堂ゾーン【拡大】

 宝塚歌劇100周年の記念施設「宝塚歌劇の殿堂」が兵庫県宝塚市の宝塚大劇場内に誕生することになって、歌劇の発展に貢献した100人が殿堂入りした。

 スタッフと卒業生のコーナーに分かれていて、100人の写真と所縁の品々が展示される。宝塚ファンなら、えっと驚いたり、ああなるほどと感心したり納得したり、熱き思い出が蘇る貴重な資料がお目見えする。

 100人中、最年少で選ばれたのは元星組と雪組でトップ娘役を務め、女優でも活躍した60期生の遥くららさん(58)。「小林一三先生の教えと宝塚にいたことの責任感を改めて自覚しました」と喜びを語る。所縁の品を尋ねると、「出演した思い出の作品から選びました」と応じながら「でも、オープン前にお話ししたら夢を壊してしまわない? その日までヒミツにしておいて」。現役時の麗しい娘役の口調そのまま。遥さんのファンだった筆者は、妙に納得してしまい、お宝グッズの事前開示は最小限にとどめることにした。

 遥さんを相手役に選んだ現女優の鳳蘭(68)は、舞台で使用した男役のカフスボタンを幾点か、それと貴重なびっくりグッズを展示する。「なんでも鑑定団」に出したら高値が付くに違いない。

 スタッフ部門で一番若い、演出家の三木章雄さんは、「宝塚に関わった人たちすべての魂が殿堂には入っています。そう思わないと僕なんか入れない」と感激しつつ、「僕をこの道に目覚めさせたJazzをイメージしたもの」。見たらきっと三木さんの代表作が蘇る。

 宝塚歌劇団団歌や「望郷の琵琶歌」の作曲者で知られる中元清純さんは3点提供。その1つは、1955年、天皇陛下が皇太子時代に宝塚大劇場を訪ねられ、雪組公演「戯れに恋はすまじ」をご観劇されたときに音楽を担当した中元さんが「当時は、作曲者がオケボックスで自ら指揮をする習わしでした」と、その時に振った指揮棒。その他、興味あふれる展示品がいろいろある。

 殿堂オープンは、100周年記念日の4月5日。遥さん発言の通り、当日の「お・た・の・し・み」にする方が宝塚ファンの心意気かもしれない。 (演劇コラムニスト・石井啓夫)

 

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