大鳥れい「いい作品が多く、いつか出たいと…」 劇団四季にも出演

★劇団四季でも花を咲かせたスターたち

2014.03.15


「5、6月は宝塚OG公演『セレブレーション100!宝塚』、その後、映画、舞台の予定が入っています」と大鳥れい【拡大】

 

 劇団四季が、東京・東新橋の電通四季劇場「海」で上演中のミュージカル『ウィキッド』。先日までグリンダ役で出演していた鳥原ゆきみは、1999年から2006年まで宝塚歌劇団に在団した花組の娘役、七星(ななせ)きらだ。

 宝塚から四季へ。実は珍しいケースではない。戦前戦後の宝塚の人気スターで退団後も女優、歌手として一世を風靡(ふうび)した越路吹雪さんは、70年代の四季ミュージカルにたびたび主演した。伝説となっている日生劇場のロングリサイタルは、68年の第1回から演出は浅利慶太さん(現四季代表)で、越路さんが亡くなる80年まで続いた。

 現在は鳥原だけだが、03年退団した花組トップ娘役、大鳥れい(40)は宝塚時代の『エリザベート』の斬新なヒロイン像や歌唱力を評価され、当時の四季プロデューサーから誘われ、オーディションを受けて05年『アスペクツ オブ ラブ』のジュリエッタ役で出演した。「四季にはいい作品が多いので、いつか出たいと思っていました」と話す大鳥。が、映画もテレビも出たいと、四季専属の道は選ばなかった。

 「厳しさの点では断然四季だと思うし、個性でなく作品で全員が同じ方向へ向かう姿勢や明確に語る母音法とか、たくさん勉強させていただいた。声も凄く出るようになったし、もっと続けていればいいキャリアになったとは思いますけれど…」。同じ舞台には、『ライオンキング』でヒロイン、ナラを演じた大平敦子(92年入団。元月組娘役、千紘れいか)も出演していた。

 83年入団で宙組、月組で組長を務め、歌唱力抜群の演技派娘役だった出雲綾(49)は11年から3年間、四季に在籍して『マンマ・ミーア』のロージー役、『赤毛のアン』のリンド夫人役などを演じた。「派手さと個性が前面の宝塚と違って、抑えて抑えて役に向かう四季の舞台はいい経験になりました。言葉の大切さが一番で、台本を穴が開くほど読んだのも四季時代でした」

 元タカラジェンヌにとって、四季の舞台体験は更なる飛躍への第二ステージかもしれない。出雲が語る。「宝塚と四季。180度中味は違ったけれど、2つとも内容が濃い素晴らしい経験でした。どっちがいいとか悪いとかでなく、どちらをも使いこなせるようになったら、俳優として素晴らしいことと思います」 (演劇コラムニスト・石井啓夫)

 

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