百恵さんをスターに導いた宇津井健さん 息ぴったり、結婚式で仲人も

2014.03.15


宇津井健さん【拡大】

 日本初の特撮ヒーローであり、誠実で厳しく、実直なお父さん…。14日、慢性呼吸不全のため亡くなった俳優、宇津井健さん(享年82)は昭和から平成にかけ、日本の父親像を演じ続けた。とりわけ、山口百恵さんと共演したテレビドラマ「赤い」シリーズで、百恵さんをスーパースターにした功績は大きい。

 宇津井さんは東京・深川育ち。俳優の勝新太郎さんは幼なじみだった。早稲田大在学中に俳優座養成所に入り、1953年に「思春の泉」で映画デビュー。57年スタートの日本初の特撮ヒーロードラマ「スーパージャイアンツ」で子供たちの人気者となり、65年から始まった大映テレビドラマ「ザ・ガードマン」は大ヒット。大映ドラマの中核として人気を支えた。

 74年に始まり、百恵さんと共演したテレビドラマ「赤い」シリーズでは、百恵さんが演じるヒロインの父親役として出演、俳優としてのイメージを確立した。芸能評論家の肥留間正明氏は次のように言う。

 「当時の百恵さんは『花の中3トリオ』の人気トップを桜田淳子に譲っていた。それが『赤い』シリーズの大ヒットで、桜田を一気に抜いて国民的スターになった。その原動力が宇津井さんの存在。2人の息はぴったりで、百恵さんも慕っていた。だからこそ、三浦友和との結婚式で仲人を務めた」

 私生活でも実直を貫き、「とにかく体形を気にしていた。食事では、ご飯(白米)をお茶碗1杯の全部は食べない。それほど役者として精進していた」と肥留間氏。

 葬儀・告別式は近親者で行い、後日「お別れの会」を開く予定という。

 

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