演歌歌手岩本公水 突然声が出なくなり…秋田の実家に帰ったら自然治癒

★演歌歌手・岩本公水

2014.04.11


歌手最大の逆境を乗り越え演歌にまい進する岩本公水(撮影・永瀬白虎)【拡大】

 デビュー20周年を迎えた実力派演歌歌手・岩本公水。ニューシングル「道の駅」(作詞・さわだすずこ、作曲・船村徹)をひっさげ、全国の道の駅で精力的にキャンペーンを展開中だ。

 「初めて船村先生にいただいた曲なので、大切に長く歌っていきたいです。ホント、私は幸せな仕事をしているなぁ、と思いますね。もう、歌の世界には二度と戻ってこられない覚悟をした時期もありましたから」

 それはデビュー10周年を迎えた2005年。連日休みなく全国キャンペーンに奔走していた。

 「ある日突然、声が出なくなってしまったんです。のどがかすれて激しく痛んで。1曲歌うだけでヒーヒーする感じで。あまりの痛みで歌うことが怖くなってしまって。病院も何カ所も回りましたけど…」

 大学病院でのどの精密検査をしても異常なし。ポリープも炎症も見つからなかった。

 「結局、事務所を辞めて…秋田の実家へ帰りました。家は米農家なので、農作業を手伝ったり、山菜を採ったり。そしたら、自然に治っちゃったんですよ。結局、過度のストレスだったんですね」

 だが、即復帰とはならず、休養期間は2年半にも及んだ。その間にホームヘルパー2級の資格や障害者(児)ヘルパー2級などの資格を取得する。

 「父が身体を壊して、介護をするつもりで資格を取りました。もう、二度と歌うことはないだろう、と覚悟していましたし」

 だが所属レコード会社から「体調が戻ったのならもう1回歌わないか」という連絡が入る。

 「これは神様からのプレゼントだと思いました。今振り返れば、この休んでいた時期にも意味があったのかな、と思います。介護の世界を知ったこともプラスになっています。今はストレスをためることもありませんね」

 最もストレス解消になるのが趣味で始めた陶芸。すでに個展を開くほどの腕前になっている。

 「休日は朝から晩まで陶芸ですね。田舎から米や野菜が大量に送られてくるんです。女友達を4〜5人自宅に呼んで、料理して自分が創った器に盛ってみる。それが楽しいんですよ」

 現在、独身。結婚歴もない。

 「人生計画では子供が3人いるはずだったんですけど。土臭くて汗を流しているような男性がタイプなんです」

 これから、いろんな幸せがやってくるはず!  (永瀬白虎)

 ■岩本公水(いわもと・くみ) 1975年6月4日、秋田県出身。

 高校を卒業後、歌手を目指し上京。有線放送の電話受付OL時代にスカウトされ、95年5月「雪花火」(キングレコード)でデビュー。97年、第7回NHK新人歌謡コンテストでグランプリを受賞し、同年の第48回紅白歌合戦に出場。現在、デビュー20周年記念曲「道の駅」(同)が好評発売中。道の駅キャンペーンは29日が「道の駅はが」(栃木県芳賀町)、5月4日が「道の駅鳥取清流茶屋 かわはら」(鳥取市)。6月には20周年記念アルバムも発売予定。

 

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