保釈ASKA、病院送りで精神面ケア 初公判の傍聴券抽選倍率はのりピー超えか

2014.07.04


無言のまま保釈されたASKA被告=3日、東京湾岸署【拡大】

 覚せい剤取締法違反(所持と使用)罪などで起訴され、3日午後、48日ぶりに保釈された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)。勾留先の東京湾岸署には報道陣、ファンら約300人が集まったが、無言で車に乗り込み、カリスマアーティストの“オーラ”はなし。8月28日の初公判まで薬物治療に専念するといい、シャブとの決別への試練はこれからだ。

 3日午後4時53分、黒いスーツ、白いシャツ、濃紺のネクタイの“正装”で東京湾岸署から出てきたASKA被告。やつれた様子はなかったが、無表情で芸能人オーラは消えていた。業界用語で「バミリ」と呼ばれる立ち位置を示す黒色のテープで立ち止まると、5秒ほど頭を下げて、迎えの車に乗り込んだ。

 「ASKA様〜」「ご飯食べてねー」。詰めかけたファンは絶叫し、中には泣き出す人も。東京都杉並区から来たファン歴20年の40代女性は「もしかしたら、来てほしくなかったのかも」と同被告を気遣うように話した。

 保釈後、ASKA被告は「私は二度と同じあやまちをしないと決意しています。自分に向き合いたいと思います」などと謝罪コメントを発表。関係者によると、3日夜に千葉県の国立病院に入院したといい、今後は治療に専念するという。

 ASKA被告の様子について、芸能評論家の肥留間正明氏は「彼の素顔が出ていた。タレントはお客を見るのが仕事。まっすぐファンやマスコミを見つめることができなかったところに、今の気持ちが表れているのだろう」と分析する。

 一般に再犯率が6割を超える覚醒剤事件。入院生活は再起へのきっかけとなるのか。

 「大金を稼げるタレントは特権意識を持つ傾向があり、『世の中の見本にならないといけない』という気持ちがなくなる。ASKA被告も天狗になったのだろう。入院は精神面のケアでも必要。静かな環境で自分を見つめ直して自分への厳しい目を持てるかどうかだ」と肥留間氏は指摘し、こう続ける。

 「俳優はドラマや映画などグループ活動で、スポンサーの目もあって不祥事後の復帰は難しい。その点、歌手は個人活動で、テレビに出る必要はなくスポンサーも関係ない。ファンが食わしてくれる。東京湾岸署に詰めかけた約50人の100倍は、コアなファンがいると考えていい。お金に余裕のある40代が中心となっていて、ASKA被告は恵まれた環境にある」

 8月28日に東京地裁で開かれる初公判。一般傍聴券をめぐる抽選倍率はこのコアなファンを背景に、覚せい剤取締法違反の罪に問われた酒井法子の初公判、約330倍(過去最高)を超えてくるのでは…と囁かれている。

 

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