役所広司が暴走しまくり 映画「渇き。」に賛否両論

2014.07.05


役所広司が暴走しまくる「渇き。」 (C)2014「渇き。」製作委員会【拡大】

 絶叫、号泣…映像の力というのは強い。兵庫県議の政務費不正疑惑会見は、すべてのエンターテインメントを凌駕する迫力があった。決して、笑える問題ではなく、むしろ税金のムダ遣いに怒らなければならないのだが、あのVTRは何回見ても笑いを誘う。日々のニュースがこうも目まぐるしいと、ちょっとやそっとの言動では五感が刺激されないのだろうか。

 そんな折も折。阿鼻叫喚と暴力的な場面が連続するサスペンス映画「渇き。」に賛否両論の反響が飛び交っている。

 第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生の『果てしなき渇き』が原作。主演の役所広司が、これ以上ないヨゴレ役の元刑事に扮し、失踪した娘(小松菜奈)の行方を追うため手段を選ばない。無法者たちを前に暴言、乱行の限りを尽くし、別れた妻(黒沢あすか)にレイプまで…。優等生かと思っていた娘は、とんだ“化け物”で、とりまく友人、翻弄される大人たちも醜悪だ。

 ネット上では「グロすぎる」「気分が悪くなった」といった酷評の一方で、「キレッキレの映像に魅了された」「最高にカッコイイ」と絶賛する声も多い。最近の映画で、これほど真っ二つの感想も珍しい。

 中島哲也監督は公開後、公式ホームページで異例の直筆謝罪文を発表した。「僕が初めて、どうしても撮りたい、撮らなければならないと思った映画です」としながら、「グロ過ぎたら、ホントに申し訳ありません」と詫びている。ひとつの話題づくりか。

 “掃き溜めに鶴”の橋本愛が脇で光っていた。救われた気がした。 (中本裕己)

 

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