秋川リサが語る認知症母の壮絶介護 エスカレートする行動に「殺意感じることもあった」 (1/2ページ)

2014.07.23


壮絶な介護体験を本につづった秋川リサ【拡大】

 タレントでビーズ作家、秋川リサ(62)が、認知症となった実母(87)の介護生活をつづったエッセー「母の日記」(NOVA出版、1200円+税)を出版した。「娘なんて産まなきゃよかった…」。そんな隠された母の思いを知りながら、それでも介護を続けた。親とは何か、子とは何か。壮絶な介護の現場だが、持ち前のさばけた性格で切り抜けた赤裸々な体験談が心に響いてくる。

 2度の離婚後、シングルマザーとして2児を育て上げ、「やっと自分の人生を楽しむ時期がきた」と考えた2010年1月、実母が認知症を発症した。厚生労働省による認定を受け、要介護1と判定。半年後には要介護3に進行していた。

 徘徊(はいかい)、無銭飲食、排泄(はいせつ)問題、秋川名義の預金通帳が残高ゼロに…エスカレートする認知症の母の行動。何をするのか分からない状態に「当初は戸惑い、殺意を感じることもあった」という。

 認定から1年後、偶然目にした実母の日記にがく然とした。

 「娘なんて産まなければよかった」

 「面倒みてるからって偉そうに」

 未婚だった母が30年にわたって、7冊の大学ノートに秋川への悪口を書き込んでいた。家計を支えるため、15歳でモデルになって働いてきたのに…。自分への思わぬ罵詈(ばり)雑言に喪失感にさいなまれた。

 「でも、今は読んでよかったと思っている。だって、不平不満を抱えて生きるほうがつらい。私はこういう生き方はしないと思えたから」

 

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