【心霊アイドルりゅうあ日記】カメラマンさんたちには聞こえない…

2014.07.29


りゅうあ【拡大】

 東京にある心霊スポットで有名なお寺の跡地へ取材で行きました。取材場所の近くにある駐車場へ到着したのは夜中の1時を回っていました。お寺の跡地へ行くには駐車場から暗い山道を30分程歩いて行かなければならなく、カメラマンさんとスタッフさんと私の3人で黙々と歩いて行きました。周りには何もなく、道は真っ直ぐ進むだけでしたので落ち葉を踏む音がただ響いていました。

 20分位歩いた時に、右側に大きな建物が見えました。白い建物を柵で囲って中には入れないようになっています。柵から建物まではかなり距離があって、中はトラック等も走れそうな広さでした。

 「この建物は、何ですかね〜?」と建物の正面 へ回り込もうと右へ曲がって柵に沿って歩くと柵の中、つまり建物の敷地内に作業着を着た男性が建物の壁に背中をもたれ掛からせて煙草を吸っている感じで立っていました。

 「え、あれ………?誰かいますよ!」。私が言って柵と柵の間から覗き込むとカメラマンさんとスタッフさんも一緒に覗き込みました。

 しかし、私たちの居る場所から距離がかなりあるため、はっきりとは見えません。

 「ねえ、りゅうあちゃん。人なんて居ないけど…?」。一瞬、頭が真っ白になりカメラマンさん達の表情を見ると、とても冗談を言っている風には見えませんでした。

 「そんなはずは…」そう思って男性を再び見ると、距離が離れているからはっきり見えないのではなく男性自体が透けていたのです。風が吹いたら飛ばされそうな頼りない感じでそこに居ました。

 私は何も言えず、走って元の山道へ戻ってしまいました。カメラマンさんたちは「どうしたの〜?」とゆっくり歩きながら戻って来てくれました。

 「とりあえず、後で説明しますので、先にお寺の跡地へ行きませんか……?」。カメラマンさん達は不思議そうな顔をしていましたが取りあえず先へ進むことになりました。少し歩くとその日の目的地へ着きました。石の階段を登り、お寺の跡地へ足を踏み入れました。

 そこは、生暖かい風が吹いていました。「まだ冬で寒いのに暖かい……」。今度は3人ともそれは感じていた様で、安心しましたが、目の前に現れたお地蔵さんに目を奪われました。お地蔵さんの首がないのです。そして、首のないお地蔵さんの隣にある大きな立方体の石にはそのお地蔵さんの物らしき頭が取って付けたように置かれていました。

 「きっと誰かの悪戯だよ!」。気味が悪くなった私たちは急いで跡地を撮影して周囲を見回して元来た道を帰ることになりました。帰り道は早歩きで帰りました。

 ただ、カメラマンさんたちには伝えていませんでしたが私にはずっと鈴の音とお婆さんの私たちを呼ぶ声が聞こえていました。

■りゅうあ 1990年2月20日生まれ 身長161センチ、B84・W58・H88のDカップのナイスバディー。趣味・怪談話、特技・オーラを見ること。ZAKZAKのアイドル企画「ZAK THE QUEEN 2013」のファーストステージに登場。公式ブログ http://ameblo.jp/ryuablog/ も要チェックだ。

 

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