ジブリ、アニメ撤退 映画制作部門を解体 「ポスト宮崎駿」が… (1/2ページ)

2014.08.04


アニメ映画制作から撤退を決めたスタジオジブリ。鈴木氏(左)にとって宮崎監督(右)の引退はやはり大きかった【拡大】

 「千と千尋の神隠し」(2001年)や、「となりのトトロ」(1988年)などの大ヒット映画を送り出してきた「スタジオジブリ」(東京都小金井市)が、アニメ制作から撤退することが4日、分かった。映画制作部門を解体し、今後は版権管理などの事業だけを継続するとみられる。公開中の「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)がジブリ最後の長編作品となりそうだ。宮崎駿監督(73)の引退表明から1年足らず。世界に冠たる日本のアニメ業界にとっても大きな局面を迎えた。

 やはり、宮崎駿監督の引退は大きかった。

 関係者によると、200人以上とされるスタジオジブリ所属のアニメーターには、今年春の段階で、すでに制作部門の解散を伝えていたという。実質のアニメーター採用である研修生募集についても、昨年秋から見送っており、すでに人員整理に取りかかっていたとみられる。

 今後は、東京都三鷹市にある「三鷹の森ジブリ美術館」の運営管理や、「となりのトトロ」や「風立ちぬ」といった長編アニメなどの関連グッズや版権の管理事業を継続していくことになる。

 昨年9月、宮崎が長編アニメ映画の制作から引退を表明。「スタジオジブリは実質的に宮崎さんの個人工房」(映画関係者)といわれてきただけに、ジブリにとって、“ポスト宮崎駿”を育てられなかったことが大きかった。

 3日放送のTBS系「情熱大陸」でも、スタジオジブリの代表取締役でプロデューサーの鈴木敏夫氏(65)が出演し、株主総会の場で「制作部門を1回解体し、再構築をしようと思う。宮崎監督の引退は大きかった。このまま、つくり続けることは不可能でなかったが、いったん小休止する」と明かしている。

 

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