宙組娘役の伶美うらら、脱清純派ヒロイン初挑戦

★宙組娘役伶美うらら

2014.08.09


「男役さんに沿うのは大切。でも、流されないように芯を持たないと。相乗効果で輝けたら」と娘役像を語る伶美【拡大】

 宙組期待の娘役、伶美(れいみ)うらら。先月の「ベルサイユのばら−オスカル編−」では、本公演でオスカルの2番目の姉、バイオレット役を、新人公演ではオスカルを慕うロザリー役を演じた。

 2009年初舞台の95期生。スター候補生ぞろいの話題の期だ。すでにトップ娘役2人(月組・愛希れいか、宙組・実咲凛音)と、男役ではバウホール公演主演2人(星組・礼真琴、花組・柚香光)を輩出している。「みんな仲良し。他組で活躍する同期を見ると、刺激になるしうれしい」

 伶美もヒロイン道を順調に歩む。入団3年目で新人公演の初ヒロインと、バウ公演『ロバート・キャパ 魂の記録』で現宙組トップの凰稀かなめがトップ就任前に演じたキャパの恋人、ゲルダに抜擢された。

 美人で長身、すらりとした体形。12年、池田泉州銀行イメージキャラクターになった。歴代スター娘役が務めてきた縁起のよいCMモデル。「時季に合わせ、テーマに沿ったシチュエーションや表情を要求されます。いろいろ撮られるので、自分はこの角度が一番きれいに見えるとか、ポーズの研究にもなります。この体験を舞台で生かしたいと思っています」

 清純派役から芯の強い人妻役まで幅広いが、なかでも今年演じた「翼ある人びと」のクララ・シューマンが一番のお気に入り。「落ち着きのある大人の女性。芯の通ったお芝居ができる娘役像が理想の私に、クララはぴったりでした」

 しかし、9月に宝塚バウホールで上演される宙組「SANCTUARY(サンクチュアリ)」(田渕大輔作・演出)は未体験の女役だ。

 16世紀のフランスを舞台に、宗教対立を収め、国家再建を果たし、ブルボン朝を開いたアンリ4世(愛月ひかる)の最初の妻、マルグリット役。物語上、ハッピーエンドとはならない。

 「アンリとは離婚し、愛人もたくさんいる清純とはいえない役で、私には新しい挑戦。私なりに資料を読み、角度や表情を研究して臨んだのがチラシのショット」。自信あり、か。

 「違う人物になるのは役でしかできません。お稽古しながらこの役と楽しくお付き合いします」 (演劇コラムニスト・石井啓夫)

 

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