【心霊アイドルりゅうあ日記】ホテルの部屋で金縛りに…

2014.08.12


りゅうあ【拡大】

 今回は父と二人で旅行へ行った時の話です。

 季節は秋、H県に入った途端、それまで快晴だった天気が急に雨になってしまいました。

 その日は観光してから駅の近くのホテルへ泊まったのですが、そのホテルがなんだか重い空気に包まれていたのです。

 入り口に置いてある甲冑がまるで私達を見張るように立っていて、ロビーには豪華なシャンデリアが下がっているのに何故か暗い雰囲気に感じられました。

 「ちょっと怖いけど、西洋のお城風のホテルなのかな…?」と無理矢理納得しました。

 父の話によるとホテルは有名なところしく、いたるところに西洋風の豪華な飾り付けがされており、その地域では珍しい20階建てくらいの高さでした。

 私達の部屋は14階にありました。父と私は別々の部屋で父が角部屋でその隣が私の部屋でした。

 部屋に着いたのが夜だったのでベッドに座ってテレビを見ていると、いつの間にか寝てしまいました。

 すると、夢を見ました。

 私が今泊まっているホテルの廊下を走っている夢。でも、どんなに走ってもずっと真っ直ぐで角に当たらないのです。ワンフロアーをぐるっと正方形に囲むようにして部屋があるのに、ずっと真っ直ぐなのです。

 その時、「ああ、これは夢だ…」と思いました。夢でずっと走っているからか、段々苦しくなってきて「え、夢なのに苦しくなる?」と思っていると、体が動かなくなりました。金縛りになったのです。

 目も開きません。そしてその苦しさの原因が別にあることに気が付きました。

 私の首に手らしき物の感触があり、それが首を絞めていたのです。

 「うわあ、苦しい。なんだろうこれ…手かな?やめて…」

 そんなことを思いながら、なんとか金縛りを解こうと指をちょっとずつ動かしていき、思いっきり起き上がろうとする動きを何度かしている内に急に金縛りが解けて、動きの反動で起き上がれました。

 もちろん首に手なんて無く、テレビはついたままで寝る前と同じ空間でした。

 起きてみると、喉が渇いていた事に気付きジュースをホテルの自販機まで買いに行きました。部屋へ戻ってくると何となく空気が良くないなと思い、窓を開けてみました。

 重い窓で少しずつしか開きません。

 ちょっと開いた時、隣の10階建てくらいのビルの屋上にこちらに背中を向けて立っている年配の男性がいました。

 「あんな所に人がいるんだ…」

 好奇心からもう少し窓を開けました。

 男性はやはり身動きせずにじっと立っています。

 「まるで私に顔を見られたくないみたいだなあ…」なんて思って見ていると、「あれ?そういえば、今何時なんだろう…?」

 不意に気になって振り返って時計を見ました。

 時刻は2時を10分程過ぎたくらいで、「ああ、私、結構寝てたんだ…」。もう一度男性を見ようと、窓の外を覗き込みました。男性はいなくなっていました。

 「ほんの一瞬、時計を見ただけの間に戻った!?音もしていないのに?」

 訳が分からず、時刻も遅かったしきっと見間違いだったのだと思い込みました。

 それからは普通に眠りにつきました。朝食の時間になり、父と楽しく食べていると父が突然あることを言い出しました。

 「昨日、悪夢を見てうなされちゃったよ…」

 聞くと、私が金縛りにあっていた時刻と一緒でした。

 ホテルを出てからは快晴になり、観光を楽しめたのですが、一体、二人が見た悪夢は何だったのでしょうか。そしてあの男性はビルの屋上で一体何をしていたのでしょうか…?

■りゅうあ 1990年2月20日生まれ 身長161センチ、B84・W58・H88のDカップのナイスバディー。趣味・怪談話、特技・オーラを見ること。ZAKZAKのアイドル企画「ZAK THE QUEEN 2013」のファーストステージに登場。公式ブログ http://ameblo.jp/ryuablog/ も要チェックだ。

 

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