火野正平と奈良岡朋子の“母子”役に拍手喝采

2014.08.22


イッセー尾形【拡大】

 うれしい悲鳴、とはまさにこのこと。このところ、オヤジのドラマ環境が大変な充実ぶりだ。

 特に6〜7月、NHK「土曜ドラマ」で5回シリーズで放送された『55歳のハローライフ』(村上龍原作、大森寿美男脚本)の出来がすばらしかった。

 今回、お盆でテレビを見る時間がとれなかったので、6月に書きそびれたこの土ドラを、NHKに“再放送”を期待しつつ、遅ればせながら書いておきたい。

 週替わりで1つのエピソードを描くオムニバス形式だった。ただし、東京近郊の同じ空間が舞台で、前の回の登場人物が別の回にちらりと出て、ある回では重要な役回りも果たす。つまり、実はひとつながりのドラマ世界なのだという描き方が斬新かつ不思議な愛しさを感じさせていた。

 各回の主演がそれぞれリリー・フランキー、風吹ジュン、原田美枝子、小林薫、イッセー尾形と、ざっくり言えば“同世代”だったのも、オヤジにはうれしかった。

 どれも好編。なかでもホームレスもどきの幼なじみで末期がんの火野正平と再会したイッセー尾形(ハローワーク通い)が一念発起、火野を老いた母親の元に連れて行く第5話「空を飛ぶ夢をもう一度」には泣けた。

 このコラムで前回、俳優の“そっくりさん”を書いたけど、火野正平がやっと会えた母親が奈良岡朋子だったので、おおっと声が出た。この2人の顔立ちや雰囲気がいかにそっくりか、オヤジ、40年来、信じて疑わないできた。いつか“母子”役を演じてくれないかと、ずーっと思い続けてきたが、やっと念願がかなった。拍手喝采。

 そして7月クール。TBS日曜劇場『おやじの背中』もまた、週替わりで1つのエピソードを描くオムニバス形式をとっている。いろんな俳優が主役のオヤジを演じている。これについてはまた後日。 (新橋のネクタイ巻き)

 

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