ミッキー・カーチスがサプライズ出演 ダンステリアで取り戻した昭和の元気

2014.09.04


ライブの楽屋で。ミッキー・カーチスさん、コニー、筆者(左から)【拡大】

 また、昭和が消えていった。東京・新橋のJRガード下に半世紀生き続けてきたアナログ映画館「新橋文化劇場」と「ロマン劇場」が8月31日、ひっそり幕を閉じた。

 洋画の文化劇場で最後に上映された「タクシードライバー」はまさしく“米国の昭和”を色濃く残したマーチン・スコセッシ監督の傑作だ。いまどき数少ない成人映画のロマン劇場にも愛着があった。私は仕事帰りによく通った。思い出深い劇場の内外で最近、ミスFLASH出身の女優、池田裕子の写真集撮影を敢行したばかりだった。

 一方、同じ日に私の中の昭和がよみがえる瞬間があった。

 西新宿の元淀橋浄水場跡にできたライブハウス「新宿ReNY」。9月5日のグランドオープンを前に、ロックンロールナイトが開かれていた。「ヴィーナス」のボーカルのコニーとは長い付き合い。「高須さん、私の35周年記念なの来て!」と誘われた。

 フロアではダンスを踊ってもOK。法規制が緩和され、昭和のダンステリアといった趣だ。コニーは、「今夜、ミッキー・カーチスさんが出演してくれるの」とサプライズな耳打ちをした。

 楽屋を見回すと確かに小さなハーモニカを持ち、音合わせをするロカビリーの重鎮がいた。

 「高須、生きていたのか」。私の顔を見るなり驚いた表情だ。コニーに、「一緒に撮ろうよ」と促され3ショット。

 ライブが始まると、2階のVIP席でビールをグイグイ飲みながら同席した元アイドル歌手の桑江知子と語らった。

 「すっかりオジサンになっちゃって」と桑江に言われ、「お前だって…」と言おうとしてやめた。

 ラストは、ヴィーナス&ミッキー・カーチス&クールスが舞台に集結して、フロアは「ダンス! ダンス! ダンス!」一色だ。ツイストの輪に飛び込み、息が切れたがワザは私がナンバーワンだ。「キッスは目にして!」で燃えに燃えた。

 リーゼントにする髪は無いが、ハット姿で昭和の元気を取り戻した。 (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

 

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