ASKAの素顔…施設で共に更生プログラム受けた作家激白 「放射能」でこだわりも (2/2ページ)

2014.09.13


証言台で判決を聞くASKA被告。顔がむくんでいた(イラスト構成、勝山展年)【拡大】

 ASKA被告はジャージー姿で現れ、16畳ほどの4人部屋に入居。石丸氏が「よろしくお願いします」と声をかけると、違法薬物の使用体験をつづった石丸氏の著書『SPEED スピード』(文春文庫)の名前を挙げ、「読みましたよ」と相好を崩したという。「口数が多い人ではなかったが、雑談には応じてくれた。サインのお願いにも『いいよ』と快く応じてくれた」(石丸氏)

 入所者は携帯電話やパソコン、現金を没収された上で、他の病棟から隔離された建物で毎日を過ごす。自ら薬物にまつわる話題には触れなかったものの、ロビーに設置されたテレビで、自身の事件を扱うニュース番組が放送されると冗舌になることもあったのだという。

 「ニュースを見て、『これは違う』『これは嘘なんだよね』と自分でコメントすることがあった。捜査関係者のリークに基づいた報道があると、『ルールが違うと思うんだよね』とため息まじりに話していた」と石丸氏は振り返る。

 「条件反射制御法」という最新の依存症治療プログラムを受けていたというASKA被告。

 治療に真面目に取り組むのと同時に、独自のこだわりもみせていた。

 「夕食で魚が出されたときに『放射能のこと、気にならない?』と話していた。原発のニュースが流れると、『フクシマは大変な問題。自分たちの問題だよね』とも語っていた。放射能のことは気にしていたようだ」(石丸氏)

 判決後、弁護人を通じて「罪の重さを改めて認識しました。真摯(しんし)に受け止め、家族の支えのもとで人として立ち直り、健康を取り戻す決意です」と書面でコメントしたASKA被告。この言葉通り、更生できるか。

 

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