『ダイエー』の名が消える、いよいよ昭和も遠くなった (2/2ページ)

2014.10.08


ダイエーの看板が消える!【拡大】

 創業者の安田隆夫さんにインタビューしたとき、この名前で続けたかったと語っていた。しかし、あるとき、社員が抗議にきた。

 「社長。この店名、何とかしてくれませんか。田舎の親から『どこに就職したの?』と聞かれて『泥棒市場』と言ったら、『お前は泥棒になったのか?』と泣かれました」

 そんなこともあって、『ドン・キホーテ』という名前に変えたという。

 当時、親にも言えないような名前の店は、『ダイエー』とは月とスッポンのように扱われていた。しかし、時代は変わり、いまや深夜に遊ぶ若者や海外からの観光客は『ダイエー』には目もくれず、『ドン・キホーテ』に向かう。

 「ビジネスの賞味期限は30年」といわれる。どんな商売も全盛期は30年続かないということだ。私が関わるエンタメの世界でも、かつて全盛を誇った映画に代わって、テレビの時代があり、今度はネットから何かが生まれようとしている。

 人口がますます減少する中、『イオン』だって、30年後にどうなっているか、わからない。30年後といわず、近い将来、クルマに乗る人も減って、郊外型のショッピング・センターも大きく変わっていることだろう。

 『ダイエー』の名が消えると聞いて、いよいよ昭和も遠くなったと感じたもの。寂しいね。

 

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