オバマ氏、北に報復措置 ソニーが「ザ・インタビュー」公開中止の波紋 (1/2ページ)

2014.12.24

 「米国は最初のサイバー戦争に負けた」とCBSニュースが伝えた。

 11月下旬にサイバー攻撃を受け混乱に陥っている米ソニー・ピクチャーズが、25日に公開を予定していた北朝鮮の金正恩第1書記暗殺計画を描いたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開の中止を発表したからだ。

 「平和の守護神」と名乗るハッカーグループから、「クリスマスプレゼントで上映館を爆破する。9・11を思い出せ」とのテロの予告を受けたのが今月16日。NY試写は中止に。監督主演のセス・ローゲンら出演者のメディアへの露出も控えられていた。

 観客の安全性や他の映画の興行成績に与える甚大な影響を懸念した主な映画館チェーン5社が、17日に公開中止を発表。これを受けてソニーが「公開を断念せざるを得ないのは悲しみに耐えない」と苦渋の決断を下した。ハッカーによる個人情報のリークで、ソニー従業員が人質に取られたような状態もプレッシャーとなったのか。米国が誇るハリウッドがテロリストに屈した、と大きなショックが広がった。

 米史上最悪のサイバー攻撃で、ソニーが被る被害総額は、1億ドル(約120億円)に達する可能性があるとロイター通信が伝えている。

 英ガーディアン紙によると、北朝鮮ウオッチャーはソニーの決断に驚きを隠せないという。過去の例から、脅迫はしても米国本土を襲う可能性は薄いとみているからだ。事実、米国土安全保障省によると、全米の映画館での爆破計画などの兆候はこれまでに見つかっていない。

 

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