“67歳の超人”小田和正 花道を全速力してもハイトーン

2015.02.07


ピアノ、ウクレレ、そしてギターを弾きながら歌う小田和正(撮影・菊地英二)【拡大】

 「KAZUMASA ODA TOUR 2014〜2015」の追加公演(3日、東京・国立代々木競技場第一体育館)を観た。小田和正のライブ、初体験である。

 いやあ、実に元気だ。AKB48やEXILE、ジャニーズ系の会場と同様に、広い会場にはできるだけ多くのファンと交歓できるように長い花道が縦横に延びる。ここをたったひとりで67歳の超人が全速力で駆けるのだ。直後、ほとんど息が上がらずあのピュアなハイトーンを繰り出すのには驚いた。

 愛と人生が全編を横溢する数々の名曲も、この人と共有する空間で聴くと、不思議とこちらの照れが取り払われ、スッと胸に入ってくる。ペンライトやタオルの約束事もなく、コアなファンの中に飛び込んだ私のようなニワカ客でも、浮き上がることなく楽しめる。

 最新アルバム「小田日和」からの楽曲を中心に、初期のソロナンバーやオフコース時代の人気曲も網羅。「ラブ・ストーリーは突然に」では、ミラーボールが回り、ともに合唱する男女ファンの脳裏には、それぞれの思い出が蘇ったことだろう。

 飾らずウイットに富み、長すぎないMCもふるっている。ほとんど年齢を感じさせないのだが、楽屋に用意されたおやつの話では、「アップルパイのリンゴが大きすぎるから半分に」「シュークリームのカスタードも…」と健康を気遣う素振り。昔は必要なかった健康ドリンクも、今は「いただいてから出てくる」と笑わせた。ツアーは、3月17、18日の横浜アリーナまで。 (中本裕己)

 

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