ボブ・ディランのサプライズ 35分の受賞スピーチで語ったこととは (1/2ページ)

2015.02.17


ボブ・ディランの長いスピーチが米国の音楽業界を驚かせた(AP)【拡大】

 米音楽界最大のイベント、グラミー賞の授賞式が8日に開かれ、新旧スターの迫力溢れる舞台で授賞式は盛り上がった。

 しかし旧世代の音楽ファンにとっては、6日夜に開かれた同賞のプレ・イベント「MusiCares」のパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたボブ・ディランが35分もの受賞スピーチを披露したことの方が、サプライズとなった。

 「僕の歌に名誉が与えられたことを嬉しく思う。でも一人でここまで来たわけではない」と、壇上でディランは用意した何枚もの原稿を読み始めた。

 ディランといえば、シャイで寡黙で自分のことも創作活動のこともあまり語りたがらない人だ。それだけに、会場に集まった約3000人のアーティストや音楽関係者らは想定外のこの行動にびっくり。米音楽史の秘話とも言える興味深い内容が感銘を与え、早くも“最も有名な受賞スピーチ”と呼ばれ始めている。

 TV中継はなかったが、出席したLAタイムズの音楽評論家が全文を掲載。嬉しい驚きを分け与えてくれた。

 スピーチを抜粋、要約すると、「ジョン・ハモンドが無名のぼくを見いだしコロムビア・レコード(現・米国ソニー)へ紹介してくれた」と、まず彼の才能を信じたスカウトに感謝する。

 続いて「初期に僕の曲を歌ってくれたアーティストにもお礼をいいたい。特にピーター・ポール&マリーは僕の曲を選び、大ヒットさせてくれた」と語った。

 ディラン作詞作曲の「風に吹かれて」のことで、この反戦歌でディランは一躍有名になった。「自分の作った曲を他の歌手が歌うとは信じられなかった」と話す。

 

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