話題の人気ドラマの最終回に酷評が相次いでいる。18日に最終回を迎えた「相棒season13」(テレビ朝日系)や「○○妻」(日本テレビ系)が、主人公の「逮捕」や「死」という“禁じ手”に近いオチで、ファンからバッシングを受けているのだ。ずっと楽しんできたファンにとって「そりゃないよ」と叫びたくなる気持ちも分かるような…。
「相棒」は、最終回の平均視聴率が20・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好成績で幕を閉じた。定番の人気ドラマではあるが、今回は3人目の相棒、甲斐享(成宮寛貴)の卒業が注目されていた。
ところが甲斐が犯罪者であることが分かり、逮捕されるというエンディング。ネット上でも「見たくなかった…」「あまりにもひどすぎる」と書き込みが相次いだ。
成宮の降板は、主演の水谷豊の意向だと指摘する怪情報もあるが、「噂の真偽はともかく、成宮が犯人に見える描写がちょこちょこあり、ミスリードと思われたのに、本当に犯人とはあまりに酷すぎる。『これまでにない形』と制作サイドは語っていたが、本当にこれまでにない、酷い結末」とドラマ評論家の田幸和歌子氏は語る。
「最後までみて損した」との声が上がったのは「○○妻」。「家政婦のミタ」の脚本家、遊川和彦氏の作品で、最終回の視聴率は14・7%と、こちらも好調だったが、柴咲コウ演じるひかりが死亡するオチに「なんだこりゃ」「雑すぎる」と批判の嵐だ。