つんく♂食道発声法 “声”復活なるか 声帯全摘でリハビリ中 習得までに1〜2年

2015.04.07


“声”の復活にかけるつんく♂=4日、東大阪市【拡大】

 喉頭がんの治療で声帯を全摘出したロックバンド「シャ乱Q」のボーカルで、音楽プロデューサーのつんく♂(46)が、声を取り戻すため、リハビリを始めたという。声を取るか、それとも命か。二者択一で生きることを選んだつんく♂。5日に更新した自身のブログで「新しい『つんく♂』として精いっぱい頑張っていく」と決意を新たにしている。

 リハビリに取り組む内容を報じたのは6日付のスポーツニッポン。もう一度、声を発するため「食道発声法」にチャレンジ。つんく♂は、この発声法で声を取り戻し、電話での会話を難なくできるようになったスタッフに影響を受けたという。

 新渡戸文化短大学長で医学博士の中原英臣氏はこう解説する。

 「食道発声法は、空気をいったん食道に飲み込んで、腹の圧力で空気を押し出し、食道の粘膜を振動させることによって音を出す方法だ。ゲップをすると音が出るが、原理としては同じ。専門の訓練士のもとでトレーニングを行い、人にもよるが、習得するのには1〜2年ぐらいかかるとみられる」

 声帯を全摘出した場合の発声法には、機械を喉にあてる「電気式人工咽頭」もあるが、同紙が関係者の話として報じたところでは、この方法に頼る気持ちはないとされる。

 「電気式人工喉頭は、元政治家(元財務相)の与謝野馨氏などが使っていることで知られるが、食道発声法はこれに比べ、聞いていて違和感のない声を出せる」と中原氏。

 ただ、長く話すことには向かないとされ、「再びステージで歌えるほど大きな声を出すのは難しいだろう。トレーニングは非常に大変で諦める人も多いと聞くが、ぜひ頑張ってもらいたい」(中原氏)。不屈の闘志でつんく♂は乗り越える。

 

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