愛川欽也さん“やもめのジョナサン”誕生秘話 「トラック野郎」復活はかなわず… (1/2ページ)

2015.04.18


「トラック野郎」の名コンビ、菅原文太さんの桃次郎(右)と愛川さんのやもめのジョナサン=1975年【拡大】

 15日、80歳で亡くなった“キンキン”こと俳優でタレント、愛川欽也さん。マルチな才能で半世紀にわたり第一線で活躍したが、なかでも俳優としての代表作が、70年代後半、菅原文太さん(2014年没)とのコンビで大ヒットした「トラック野郎」シリーズだ。当たり役“やもめのジョナサン”はどうして生まれたのか。当時を知る関係者が内幕を明かした。

 当時、大ヒットシリーズ「仁義なき戦い」の広報を担当していた東映の元宣伝部長、福永邦昭氏は、「トラック野郎」の企画が誕生した瞬間に立ち合った。

 「1975年のゴールデンウイークだったかな。(菅原)文太さんが大腸ポリープの切除で、東京の虎の門病院に入院していたんだ」

 ちょうど、愛川さんが福永氏のもとに「トラック野郎」の原案を持ち込んでいた。2人で入院中の文太さんを訪ね、相談した。決め手は、愛川さんの「2人で喜劇テイストでやろうよ」という言葉だったという。

 意気投合した愛川さんと文太さんは、病院で構成を練り上げた。「2人でじっくりと話し込んでいました。キンキンが『文太さんはハンフリー・ボガートで、俺はジャン=ポール・ベルモンドだ』って。やもめのジョナサンはベルモンドだったんだね。これはアイデアマンだったキンキンの存在が大きかったね」

 

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