「在宅死」 愛川欽也さんも選択した最期の迎え方が話題 (1/2ページ)

2015.04.20


最期まで在宅での治療を続けていた愛川欽也さん【拡大】

 肺がんのため、15日に急逝したタレント、愛川欽也さん(享年80)の最期の迎え方が話題を呼んでいる。昨年冬に肺がんが発覚したものの、入院はせず、在宅治療で家族とともに病魔と闘う道を選んだ。人生の終局を住み慣れたわが家で迎える「在宅死」。「ターミナルケア」と呼ばれる終末期の医療・看護への関心が高まるなか、注目を集めている。

 事務所や関係者によると、愛川さんは肺がんと診断を受けた後、たっての希望で在宅治療を選んだ。今月初めには自宅に介護用ベッドなどを運び込み、妻のタレント、うつみ宮土理(71)が息を引き取るまで看病したという。

 病院での延命治療を避け、死に際にこだわったようにも映る愛川さん。末期がんなどで余命宣告を受けた患者や死期が迫った高齢者の中には、愛川さんのように最期の時を自宅で過ごそうとする人は少なくない。

 「病院ではなく、自宅で看取られようとする『在宅死』や延命治療を拒否する『平穏死』を選択する人は着実に増えている。介護保険制度の拡充によって訪問看護や医師の往診を受けやすくなったこともあり、死に方の選択肢の1つとして認知されるようになった」(医療ジャーナリスト)

 厚生労働省によれば、1976年に病院での死亡者の割合が48・3%となり、自宅での死亡者の割合(46・3%)を逆転してから、「在宅死」は減少の一途をたどってきた。しかし、2005年に12・2%まで下がってからは徐々に上昇し、13年には12・9%にまで増えた。週刊誌で特集を組まれるなど、世間的に関心が高まったのも背景にあるとみられる。

 

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