片山真の全日本ポーカー選手権レポート 賞金12億円の「世界」切符をかけ激突

2015.04.23


今回の参加者は3000人に膨れ上がった【拡大】

 「ニューヨークへ行きたいかーっ!」が、決まり文句だったクイズ番組があったが、ポーカープレーヤーが目指すのはギャンブルの聖地ラスベガス。7月に行われる世界ポーカー選手権(WSOP)への日本代表を決めるイベント、全日本ポーカー選手権(AJPC)が大詰めを迎えている。ファイナルテーブル(決勝卓)は25日(土)、26日(日)だ。

 「これまで全くポーカーに触れることのなかった人にも、広く興味を持ってもらえる。今年はそのチャンスだと思っています」

 AJPC代表の佐々木康裕氏、同トーナメントディレクターの奥良隆氏は口をそろえる。

 参加費無料のポーカー日本チャンピオン決定戦として、AJPCがスタートしたのは07年。当時の参加者は約300人だった。それが第9回目を迎えた今年はその約10倍、3000人規模の大会になった。

 目玉は前記の決勝卓を、幕張メッセで行われる「ニコニコ超会議2015」(http://www.chokaigi.jp/)の超ゲームエリアで開催、熱戦の模様をニコニコ動画でインターネット配信することだ。ポーカーの役は知っていても、ゲームの流れが分からない…そんな人が世界的に主流となっている「テキサスホールデム」のルールを覚えるには打って付け。

 先週末は東京ビッグサイトを舞台に、ファイナル切符が争われた。メーントーナメント予選通過者(推薦枠含む)は312人。これが決勝卓へ進む9人に絞られるのに、2日がかり、15時間以上を要した。知的ゲームであるポーカーが、海外ではスポーツチャンネルで放送される理由がここにある。

 実際、WSOPのメーントーナメントで決勝卓に進むには、丸7日かかるのだ。さらにそこでチャンピオンの座を奪えば、優勝賞金は何と1000万米ドル=約12億円が保証されている。スタミナに自信がある人は腕が鳴る?

 いや、その前にまずは日本チャンピオンになること。ファイナリストの1人、奥野通敏さんはポーカー歴6年半、大阪からの参戦で見事に貴重なイスをつかみ取った。

 「大阪では3年前に大きな大会で勝ったことがあります。今度はそれ以上のビッグタイトルを獲りたい」

 優勝プライズはデカイ。 WSOPメーンへの参加費(1万米ドル相当)と、ラスベガス7泊分、旅行券50万円分。トロフィーとブレスレット、来年のAJPCメーン出場権だ。 (ギャンブルライター・片山真) =次回は5月13日。作家・松井政就がカジノ議連に突撃

 

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