末期がんの今井雅之、壮絶会見 担当医に「モルヒネで殺してくれ」

2015.05.01


かつての面影がないほど、やせ細った今井雅之【拡大】

 その顔が、闘病の壮絶さを物語る。4月30日、治療中の大腸がんがステージIVの末期がんであることを告白した俳優、今井雅之(54)。元自衛官の精悍さは面影もないほど激やせし、張りのある声もかすれてしまった。ライフワークの主演舞台の降板に、「病には勝てなかった」と悔しさをにじませた。

 ベージュのジャケットにストールを巻いた今井。しかし、体は服の上からでも分かるほど、やせ細っている。「これが精いっぱいの声です」とかすれた声を振り絞る。

 先月、無念の降板を発表した舞台「THE WINDS OF GOD」が1日から東京・新国立劇場で開幕するのを前に会見に臨んだ。

 昨年8〜9月に都内の病院で「腸の風邪」と診断を受けた。しかし、11月に兵庫県西宮市の病院で、ステージIVの末期がんと判明。「あと1日しかもたない」と診断され、開腹手術に踏み切った。約2センチの大きな腫瘍と小さな3つの腫瘍と大腸の一部を切除した。

 一時は抗がん剤治療から免疫療法に切り替えたが、「どんどん歩けなくなり、声も出なくなりました」。3月から抗がん剤治療を再開したが、「船酔いに42、43度のインフルエンザがきた感じ。苦しいのは食べられない、眠れない」と副作用の苦しみを明かす。

 転院を繰り返し、すでに6つ目の病院だが「よくはなっていない」と語る。大腸周辺に影があり、転移の可能性が大きい。苦しい日々が続く。「担当医に生きているだけなら、モルヒネで殺してくれと言いました。安楽死ってやつですか、そのほうが楽ですから…」

 舞台の降板については「本当に悔しくて、生きていくことがつらい」と言葉を振り絞り、「病には勝てなかった…」と漏らした。

 言葉を詰まらせながらの35分の会見。秋には自身の主演舞台の映画版の撮影を控えている。まだあきらめていない。「よくなると信じています。神様には秋まで寿命を持たせてとお願いします」

 闘いはまだ終わっていない。

 

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