絶叫マシンのような映画「マッドマックス」 宙吊りで火を噴くヘヴィメタ野郎

2015.06.27


悪党軍団には、なぜか火を噴くギター野郎の姿も(左端)【拡大】

 上映開始直後から疾走する映像で絶叫マシンに乗った気分だ。荒唐無稽なアクションと暴力の連続も、ここまでリミッターが振り切れるとむしろ爽快。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(公開中)は、梅雨のユウウツを吹き飛ばしてくれる。

 放射能汚染後の荒廃した世界で、愛する者を失った元警官のマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳るイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)率いる悪党集団に捕らわれの身。ジョーの支配下から逃れようとする女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)や、全身白塗りの謎の男(ニコラス・ホルト)と手を組み、自由と希望を求めて、凄まじい装備の車列に追われる逃走劇が始まる。

 もう理屈抜きで楽しみたい。巨大な機関銃を腰ダメで撃ちまくったり、車を加速させるために口に含んだ起爆剤をエンジンに吹き付けたり…考えてはいけない。

 笑ったのは悪党が士気を高めるため、ギターアンプの山を積んだ車で宙吊りになり、火を噴くダブルネックのギターを鳴らし続けるヘヴィメタ戦士。好きだなあ、こういうキャラ。鬼太鼓座のようにドコドコドコと太鼓を鳴らし続ける車も付いてくる。祭りだ。炎上だ。血は吹きまくるし、近未来のおどろおどろしい演出も気味悪さマックス。

 2D映像でも十分に過剰だが、3Dで見る人は思わぬモノが飛んできて、ニヤリとする場面もある。お好きなように。 (中本裕己)

 

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